発行年月:2011年1月
大学を卒業した結乃は、
田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。
注目の著者が、真摯に生きる女の子を描く、
ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。
(ポプラ社HPより)
宮下さんの作品は、成長する女性を描いてくれるので、前向きな気持ちになれます。
今回のお話は、大学を卒表し郷里・福島に戻り、ショッピングモ-ルの化粧品売り場で美容部員として働き始めた女の子の話。
当初は、デパ-トの化粧品売り場で働くことを夢見ていたのに、配属先はショッピングモ-ル。
けれど、職場の先輩・馬場さんやお客さんたちと関わるなかで、働く事の意味を見つけていく。
主人公の結乃(よしの)は、実家で母親と妹と暮らしているが、二人は結乃が化粧品を売るという仕事に嫌悪感を抱いている。
女性の仕事としては、良い仕事だと思うのに、なぜ?と思いましたが、読むとなるほど・・・というわけがあった。
けれど、やがて、その気持ちも軟化していく。
化粧品って、やはり女性には、かなり重要なアイテムなんだ!
職場では、先輩の馬場さんには、固定客が何人かいるのに、結乃が接客する客は、世間話だけして何も買わない人などで自分の何がいけないのか?悩んだりする。
結乃は悩みながらもお客さんには、常に丁寧に接している。
この人は、何を求めてここに来たのか?
この人に、何をしたら喜んでもらえるのか?
働くって、ただ決められたことをこなしてお金を貰うだけじゃないんだよね?
いろいろ悩みながら、多くのことに気づきながら成長していく。
結乃の謙虚な様子は、初々しく好感が持てました。
成長していった結乃のその後もまた覗いてみたいなぁ~なんて思わせてくれる爽やかな読後感を残す物語でした。
大学を卒業した結乃は、
田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。
注目の著者が、真摯に生きる女の子を描く、
ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。
(ポプラ社HPより)
宮下さんの作品は、成長する女性を描いてくれるので、前向きな気持ちになれます。
今回のお話は、大学を卒表し郷里・福島に戻り、ショッピングモ-ルの化粧品売り場で美容部員として働き始めた女の子の話。
当初は、デパ-トの化粧品売り場で働くことを夢見ていたのに、配属先はショッピングモ-ル。
けれど、職場の先輩・馬場さんやお客さんたちと関わるなかで、働く事の意味を見つけていく。
主人公の結乃(よしの)は、実家で母親と妹と暮らしているが、二人は結乃が化粧品を売るという仕事に嫌悪感を抱いている。
女性の仕事としては、良い仕事だと思うのに、なぜ?と思いましたが、読むとなるほど・・・というわけがあった。
けれど、やがて、その気持ちも軟化していく。
化粧品って、やはり女性には、かなり重要なアイテムなんだ!
職場では、先輩の馬場さんには、固定客が何人かいるのに、結乃が接客する客は、世間話だけして何も買わない人などで自分の何がいけないのか?悩んだりする。
結乃は悩みながらもお客さんには、常に丁寧に接している。
この人は、何を求めてここに来たのか?
この人に、何をしたら喜んでもらえるのか?
働くって、ただ決められたことをこなしてお金を貰うだけじゃないんだよね?
いろいろ悩みながら、多くのことに気づきながら成長していく。
結乃の謙虚な様子は、初々しく好感が持てました。
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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