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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2025年5月


31歳の松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと
めてまともに話すと、奇妙な感覚に襲われる。……
この人は俺に会いに来たんじゃないか?
 遼平は幼少期、生死の境を彷徨ったことがある。
その記憶とつくみとが不思議と繫がってくる。
遼平がつくみと結婚すると、別れた恋人の友莉が失踪してしまう。
その捜索によって知った関係者の出自や記憶が大分のある地域に奇妙に収斂し、
人間関係が因縁めいた連環の形となっていく。
やるせなさ、ずるさ、だらしなさが随所に描かれながら、
どこまでも澄んだ読み心地がする物語


                   (双葉社HPより)



最初は、ほのぼのした感じだったけれど、段々不気味な話になってくる。

幼い時に高熱が続く病に罹った遼平。
自分に懐いていた白猫「白」が枕元にきて、その後、姿を消す。
井戸の水で冷やしていたスイカを口にしてから熱が下がり回復。
そのすぐあと、母が亡くなり・・・・


遼平は幼馴染の友莉と結婚寸前までの関係だったけれどアルバイトのつくみと
知り合い、何故か惹かれ友莉と別れ、つくみと結婚。
それ以後、友莉は精神的ダメージでふさぎ込むが両親の営む居酒屋にくる
常連客の紹介でコンパニオンとして働き、次第に明るさを取りもどす。


この後、色々な人物が出て来て・・・・


要するに、猫神様に気に入れ執着されて翻弄される人生を送る遼平のはなし?
猫神さまが恐ろしい。

平穏な幸せを自分の執着心で壊していくんだから酷い。
気の毒な被害者は、遼平の幼馴染・友莉。
でも遼平の弟・耕平と幸せになったようでホッとしたけど。。。


九州の津久見も物語の舞台になり、結婚し子どもを身籠ったら姿を消した
つくみを探し、幼い頃の思い出の祖父の家を訪ねた終盤の場面は予想外の
展開になり、びっくり!
井戸を覗いたら落ちて・・・・その後、行方不明になった遼平。
これってもうホラーだよ。



結末が気になり読んだけど、全く好きな話じゃなかった。


性描写も無駄な気持ち悪さで・・・
この人、こんな話、書く人だっけ??

新刊も図書館で予約してあるけど、次でガッカリしたらもう読むの止めようか?


                           ★★☆
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