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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2025年7月


これまでどんな厄介な頼みも解決してきたお頭・才蔵が、お初に助力を乞うてきたのは、たやすく割のいい仕事と請け負った、米問屋「御蔵屋」の出戻り娘・お藍のための新たな嫁入り先探しだった。なぜ簡単そうに見える件で才蔵がてこずっているのか。米を扱う大店仲間の「吉井屋」から二年足らずで戻ってきたお藍は、今は実家で幸せだと言いつつ、ふさぎ込み、なにか怯えている様子だという。お初はさっそく動き出し……。親子・夫婦の情愛、怨恨──女着物に身を包んだ〈えにし屋〉お初が手繰りよせる若夫婦離縁の真相とは。結ぶも断ち切るも商いのうち。〈えにし屋春秋〉シリーズ待望の第三作!


                    (角川春樹事務所HPより)





このシリーズも三作目。

今回は、米問屋のお藍が嫁ぎ先の吉井屋から戻って来たが
気鬱そうに部屋に閉じこもりがちで、どうにかして新しい縁を結んで
やりたいのだが・・・とお藍の父親・寿太郎の頼みを受ける、えにし屋。


新しい縁を結ぼうにも、お藍はそれを拒否。
そして、お初は吉井屋を探る。
吉井屋のすぐ前の甘酒を売る店の主・善助と初は親しくなり吉井屋の
若旦那・重松とも会い、話を聞く。
そして、そのあと、お藍を訪ね、重松に会ってきたことも告げる。

お藍と重松・・・二人は離れてもなお、お互いのことを思いやっている。
そして二人が再び夫婦として一緒になれるようにように縁を繋ごうと。



吉井屋の敷地内で見つかった白骨。
お藍に仕え、世話をしていた、おいのが吉井屋から出た方がいいと
お藍に言っていたわけ。
そして、おいのが何者かに殺されてしまう。


色々な謎が段々、わかってきて、最後はすっきり解決。

お藍と重松が再び夫婦として、新しい店で頑張っていくようでホッとした。

でも、おいのが殺されたのが、なんとも不憫。
殺す必要はなかったんじゃないかなぁ~?
あやうく重松も殺されるとことだったし・・・


お初さんは、今回もかっこよかった。
でも、謎が多い人だな。
お初さんの過去が気になる。

このシリーズも、まだまだ続きそうだから次回も楽しみ。



                      ★★★★
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