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発行年月:2023年9月


★★★ミステリ、ど真ん中。★★★
最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。


                 (講談社HPより)




流石、東野さん、最初から最後まで一気に読ませてくれた。

最初に事件が起きた別荘地の図があったので、話が分かりやすかった。
一軒、空き家になっているところも、ちゃんと事件に関わってくるという仕組み。

✖は死亡△刺傷
<栗原家>
✖正則・・・公認会計士
✖由美子・・・青山で美容室経営
 朋香・・・中高一貫校の中学3年(寄宿所にいる)


<櫻木家>
✖洋一・・・櫻木総合病院院長
千鶴・・・要一の妻
理恵・・・一人娘、櫻木病院の事務局勤務
△的場雅也・・・理恵の婚約者、内科医


<山之内家>
 静江・・・夫を早くに病で亡くし、東京から一人別荘地に転居
 鷲尾春那・・・静江の姪、看護師
✖鷲尾英輔・・・春那の夫 薬剤師


<高塚家>
 俊策・・・大きな会社をいくつも経営
✖桂子・・・俊策の妻、会社経営に夫に意見できる立場だった

 小坂均・・・俊策の部下
  七海・・・妻
  海斗・・・息子(小6)


長期休暇中の加賀が知り合いから鷲尾春那の先輩である女性から頼まれ春那の付添人として
事件の関係者が集まる検証会に参加。
事件の真相を暴いていく。


犯人は早々に桧川大志(28歳)とわかり逮捕される。
加賀は事件には共犯者がいると早い段階から推理していた。
そして、それがわかったときは・・・・なんとも言えない気持ちになった。


両親を憎んでいたとしても殺すことを考えるとは・・・( ゚Д゚)
そして、それに巻き込まれる人たち。

そして、最後、加賀が付き添いを頼まれた春那と帰るときに明かされた事実にも
「え!?」犯人まだ居たのか??


なんか、人を安易に殺し過ぎじゃないか???
そういう精神状態になればそういうことになってしまうのか???


ちょっと事件としては、嫌なかんじのものだったな。
小坂家の海斗くん、変なトラウマにならないといいな。




                     ★★★
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