発行年月:2003年9月
あなたの恋は、どんな色?出会いの予感、別れの兆し――
七人の作家が描き出す、贅沢でドラマチックな七つの恋模様。
書き下ろし6作+オリジナル1作で贈る恋愛小説アンソロジー
(角川春樹事務所HPより)
<ドラジェ 江國香織>
結婚式の新郎と新婦をそれぞれ知っている。
新婦は高校時代の仲良しグループ6人のうちのひとり。
新郎とは、恋愛のような友達のような付き合い。
それぞれとずっと付き合い続けるのかな?
<そしてふたたび、私たちのこと 角田光代>
高校からの親友・ワカコとユリエの恋愛についてあれこれ考える。
二人とも不倫しているが過去にも色々。
特にワカコの恋愛遍歴がすごい。
それでも今は女性課長に昇進し、下田にリゾートマンション購入。
こんな友達いるといいな。
<帰れない猫 井上荒野>
恋人の元から離れて別の人の元へ行こうと思っていたら、大雨で身動きが
出来ず、仕方なくその晩も留まることに。
このあと、やっぱりずっと留まるってことになる?
<これっきり 谷村志穂>
マユミは、チアキに約束を放置され恋人と過ごすことを選んだことを後でしり
激怒。絶好する。暫くして、そろそろ仲直りしようかとチアキの電話に出たが
会話中、再び意見が衝突。
こんなの親友じゃないんじゃないか?
<ビルの中 藤野千夜>
同じビル内の同じフロアで働いている男性の話題で密かに同僚と盛り上がる。
実はちょっと惹かれている。
会話から謎が溶けて、ちょっと親しくなれるかも?
こういう感じはいいな。
<くらげ ミーヨン>
契約恋愛が気楽だという女性の話だけど
よくわからなかった。
この作家さんも知らない。
<手のひらの雪のように 唯川 恵>
恋人が親友と浮気したことを知ったナオ。
親友の恋人・俊太郎に会って、許すつもりかどうか聞く。
何度もナオに謝りやり直したいという恋人に1年間の猶予を与え
1年後も変わらない気持ちなのか聞くことに。
その間、1か月に1度、俊太郎に会い、気持ちの確認をすることに。
予想通りの結末だったけど、自然なかんじでいいかな?
アンソロジーは、気楽に読めるけれど、ちょっと物足りなさがあるかな~。
★★★
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