発行年月:2022年3月
圧巻。ついに。
ラストの情景はぴたりと見事に着地が決まって、これしかないという美しさだ。ひとは、こういうカタルシスを覚えたくて、物語を読むのだろう。 村山由佳
父が壊した女。それでも俺はあの女が描きたい。
『銀花の蔵』『雪の鉄樹』『オブリヴィオン』の著者が放つ、
人間の業の極限に挑んだ、衝撃の問題作
しがない日本画家の竹井清秀は、妻子を同時に喪ってから生きた人間を描けず、「死体画家」と揶揄されていた。ある晩、急な電話に駆けつけると、長らく絶縁したままの天才料理人の父、康則の遺体があり、全裸で震える少女、蓮子がいた。十一年にわたり父が密かに匿っていたのだ。激しい嫌悪を覚える一方で、どうしようもなく蓮子に惹かれていく。
(講談社HPより)
一気読み。凄い話で疲れたぁ~。
狂気だらけの世界。
父親のことを憎み嫌いながらも自らも自分の欲望のために同じように堕ちていく。
芸術家って、恐ろしい。
冒頭で、日本画家の竹井清秀(35歳)の余命は短いと知らされているので
こんな狂気に向かっていく姿も想像したけれど、想像以上に壮絶だった。
清秀の伯父・治親は作家で、このなかでは真っ当な考え方をする人かと思われた
けれど・・・違った。
作家として、書かなくてはと思ってしまったんだろうか?
そんな狂気の人たちに利用された少女・蓮子は、このあと、どうなったんだろう。
何処かで穏やかに暮らせていればいいけれど・・・・
嫌な話だけれど、物語としては、面白かった!
★★★★★
(講談社HPより)
一気読み。凄い話で疲れたぁ~。
狂気だらけの世界。
父親のことを憎み嫌いながらも自らも自分の欲望のために同じように堕ちていく。
芸術家って、恐ろしい。
冒頭で、日本画家の竹井清秀(35歳)の余命は短いと知らされているので
こんな狂気に向かっていく姿も想像したけれど、想像以上に壮絶だった。
清秀の伯父・治親は作家で、このなかでは真っ当な考え方をする人かと思われた
けれど・・・違った。
作家として、書かなくてはと思ってしまったんだろうか?
そんな狂気の人たちに利用された少女・蓮子は、このあと、どうなったんだろう。
何処かで穏やかに暮らせていればいいけれど・・・・
嫌な話だけれど、物語としては、面白かった!
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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