発行年月:2020年7月
「幸せになりたいから働いているんだ」谷原京子、28歳。独身。とにかく本が好き。現在、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店の契約社員。山本猛(たける)という名前ばかり勇ましい、「非」敏腕店長の元、文芸書の担当として、次から次へとトラブルに遭いながらも、日々忙しく働いている。あこがれの先輩書店員小柳真理さんの存在が心の支えだ。そんなある日、小柳さんに、店を辞めることになったと言われ……。『イノセント・デイズ』『小説王』の著者が、満を持して放つ働く全ての人々に捧げるノンストップエンターテインメント。驚愕のラストが待ち受けています。「リアルすぎます」「爆笑のち号泣」「元気が出ました」「トリックもすごい!」、『ランティエ』連載時より全国の書店員さんはじめ、話題騒然!
(角川春樹事務所HPより)
書店員のお仕事話。
面白かった。
主人公の谷原京子は、最初、店長の言葉、態度にすべて否定的。
まあ、少し空気を読めないところはあるけれど、悪い人ではなさそうだし
そんなに嫌いほどでもないかなぁ~と思って読み始めた^m^
クレーマー的なお客さんへの対応は、苦笑。
どこにもいるいるこういうお客。
理不尽だと思いながらも丁寧な対応はいい。
心の声(本音)は毒舌で笑えるけど、心のなかで思うのはいいと思う!!
京子が毛嫌いする店長は、すごく京子のことを見ているし、正しく評価もしてくれて
いる。
もう少し、二人の関係が変わっていくといいのになぁ~と思っていたら・・・
終盤、ちょっといいかんじになってきて、おぉ~?と思う。
覆面作家の正体がわかったとき、想像してなかった人だったので驚いたけど
最初から最後まで楽しめた。
店長は異動することになったけど、このままおしまいの関係では
終わってほしくないなぁ~。
続編を読むのが楽しみ♪
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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