発行年月:2020年2月
小学館児童出版文化賞受賞後第一作!
「ある晴れた夏の朝」で小学館児童出版文化賞を受賞した著者よる受賞後第一作は、これまでにない、母と娘の新しい関係の物語。
ある日、窓香の元に外国から届いたオレンジ色をした大型の封筒。
中に入っていたのは一冊の美しいノートだった
(小学館HPより)
児童書だけど、大人が読んでもじゅぶんな読み応えだった。
14歳のまどかの元に海外からの届け物。
それは今は亡き母が遺したノート。
まどかが幼い時、両親とまどかはアメリカに3年間一緒に暮らしていた。
帰国のとき、母親は自分のジャーナリストになりたいという夢のため帰国せず
夢に向かって進む。
そして、戦争の報道カメラマンのジェフリーと共に、色々な場所を取材にいき
そこで感じたことなどをノートに遺していた。
まどかに想いを伝えるため。
凄い母緒だったと知ったまどか。
母親にじかに聞きたいことがいっぱいあっただろう。
まどかの父親が、妻の夢を応援してあげられなかったのが残念で仕方ない。
離れていても、そうすれば直に言葉を貰える機会があったでしょうに・・・
亡くなったのが1年前で、どこでどのように亡くなったのかも知らされて
いないのが辛すぎる(/_;)。
まどかの母が訪れたのはウガンダ、コソボ、アフガニスタンとパキスタンの国境にある
難民キャンプ、イラク、ナバホ。
ウガンダとコソボはなどは知っていたけど、ナバホ国の存在は今まで知らなかった!
アメリカ先住民のナバホの人たち、ナバホ国はアメリカ合衆国政府が独立国家として
認めている地だそう。
こういう署を読んだこともたちが、世界の多くのことを学ぼうというキッカケに
なるといいな。
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;