発行年月:2018年10月
わたしと那谷紗はまだ手をつないだままだったが、このままずっと谷に立っていることはできなくて、もうすぐ町に降りていくことになる。降りる階段は暗くて不規則だから、どこかで手を離すことになってしまうだろう。でもわざと手を離さない、という遊びを考え出して降りることもできる。新しい遊びを考え出した方が勝ちだ。
近づいたかと思えば遠ざかり、遠ざかると近づきたくなる。
意識した瞬間にするりと逃げてしまうもの――。
重ねたはずの手紙のやりとり、十年ぶりに再訪したはずの日本、そして私とあなた。
輪郭がゆらぐ時代のコミュニケーション、その空隙を撃つ7篇の物語。
(文藝春秋HPより)
短編集。
理解出来そうで出来ない話も多かった・・・・でもこの人の書く
文章はとても好き。
<胡蝶、カルフィルニアに舞う>
<文通>
<鼻の虫>
<ミス転換の不思議な赤>
<穴あきエフの初恋祭り>
<てんてんはんそく>
<おと・どけ・もの>
前半3つの話までは理解できましたが・・・その後は・・・・???
特に表題作が意味不明・・・^^;
魚籠通・・・ビクトル
那谷紗・・・ナターシャ
名前のインパクトは凄い!と思ったけど。
<鼻の虫>は、想像したら、なんだか鼻のなかが痒くなってきた(笑)
短篇なのでスラスラは読めて楽しかった。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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