発行年月:2018年5月
「ごめんね」も、「ありがとう」も。時に音楽は、言葉以上に「想い」を伝えます--。 心の音楽が聴こえるという店主が、その不思議な力で、傷ついた人の心にやさしい魔法をかける。 号泣必至、幸せ運ぶ物語。 北の町の小さなオルゴール店では、風変わりな主人が、“お客さんの心に流れる音楽"をオルゴールに仕立ててくれます。 耳の聞こえない少年。 音楽の夢をあきらめたバンド少女。 不仲だった父の法事で帰郷した男性。 長年連れ添った妻が倒れ、途方に暮れる老人。 彼らの心には、どんな音楽が流れているのでしょうかーー。 --「ごめんね」も、「ありがとう」も。時に音楽は、言葉以上に、「想い」を伝えます。 “音が聞こえすぎる"店主が、あなたが言葉にできず胸にしまっていた想いを“音楽"にして、小さな箱(オルゴール)に詰めてくれます。その音を聴いた瞬間、胸いっぱいにやさしい思いが広がるのです
(幻冬舎HPより)
素敵な短編集でした。
オルゴール店に訪れる人たちは、心に少し影がある。
そんな人たちの心のなかに流れる音が聞ける店主が作る、その人のためだけの
オルゴール。
一番最初の話が好き。
聴力障害の子どもと一緒に店内に入った母親。
オルゴールの音楽は聞こえないけれど、機械の動きに興味を持った息子を
優しく見守る。
そこに店主の声掛け。
息子のためにオルゴールをくださいと言ったお母さんは素敵なお母さんだな~。
注文したオルゴールを後日、受け取りに再び来店。
オルゴールから流れた音楽は、子守唄。
うぅ~じ~~んと来る(/_;)。
他の話も素敵でした。
北の町から移転したというオルゴール店。
また別の場所で素敵なオルゴール作るんでしょうね。
その話もまた書いて欲しいなぁ~。
表題のありえないほどうるさいは、店主自身の特殊な聴力のことだったんだな。
そうすると静かな田舎にしか住めないな。
★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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