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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年3月                                     

『君の膵臓をたべたい』著者が放つ、最旬青春小説!

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない 人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。
それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」
それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた――。

青春の煌めきと残酷さを痛烈に描ききった、著者渾身の新境地!

                     (角川書店HPより)


面白かった!
青春だなぁ~と。


大学入学したばかりで知り合った
田端 楓と秋好寿乃。

根暗の楓と根明の秋好。
秋好が一方的に話しかけ近づくを繰り返し、二人は親しくなったけれど・・・・
2人だけでなく新たにメンバーが加わり始めて、二人の関係が崩れていく。

こういうことって、実際、よくありそう。

楓は、自分の意見を述べてぶつかることをしないタイプなので、そのまま
自分自身から離れてしまう。

秋好にしてみたら、わけわかんないと思う。


で、離れた場所から、相手を攻撃するような行動をしてしまう。
楓は自分が正しいと思っているから罪悪感はない。


この二人の関係、どうなるんだ?と思っていたら、再会して罵り合うことで
お互いの本心を知る。

そのあと、二人は、お互いの考えていたことを理解しようとした。

再び会ったのは、社会人になってから。

ラストの場面、良かったなぁ~。

きっと新たな関係が始まるんじゃないか?



今まで読んだなかでは、一番好きかも。



                           ★★★★★
 
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