その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた......それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
(新潮社HPより)
随分、待ってやっと読める(図書館本にて・・・^^;)。
物語の最初から、ワクワク。
何が始まる?何が起きる?
主人公の私は男性で、肖像画を描いて生計を立てる36歳。
6年間の結婚生活を妻からの突然の申し出を受け入れ解消し、独り知人(雨田政彦)
の父親・雨田具彦所有の家へ移る。
小田原校外の山中にあるアトリエを兼ねた住居。
山中の生活の中で近くに住む免式渉という男と関わりを持ち、その男によって
色々な奇怪な出来事が、私を巻き込んでいく。
具彦が描いたであろう「騎士団長殺し」の絵のなかの騎士団長の出現。
話し方がなんだかユニークで、怪しさが吹っ飛んだ^m^
免式渉・・・・何者なんだろ?
1部を読む限りでは、特に危ない人の感じはしないけれど。
2部ではどんな展開が待っているのか、今から読むのが楽しみ。
読みやすいので、サクサク進む。
読書時間さえ確保できれば、アッと言う間に読了できそう。
★★★★
発行年月:2017年2月
物語はここからどこに進んでいこうとしているのか?
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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