発行年月:2017年7月
ユダヤ人への迫害が厳しくなるドイツで、親と離れ、ドイツ人の戦争孤児といつわり、
妹と二人で隠れ家にくらすユダヤ人の少女、ノエミ―。
空襲が激しくなった東京から、家族と離れ、田舎に疎開している日本人の少年、風太―。
戦争末期を生きる二人の少女と少年が見たものは?
(講談社HPより)
裏表紙は、風太の絵。
戦時下でドイツで辛い体験をしたユダヤ人の少女・ノエミと
日本で同じく辛い体験をした少年。風太。
それぞれの物語を交互に語りながら、戦争で辛い体験をしながらも
うさぎのミミちゃんを心の拠り所にして、なんとか耐えるノエミと風太。
全く別の場所なのに、二人の気持ちがリンクしているように感じる物語で
ちょっと今まで読んだ戦争の物語とは違っていて、新鮮だった。
やはり胸が痛くなる。
でも、こういう時代だからまた、こういう物語を読んで平和な世の中が
続くことを強く願う。
あとがきの文章から著者の思いが一層、伝わった。
★★★
PR
この記事にコメントする
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 4 | ||||
6 | 7 | 9 | 10 | 11 | ||
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(01/08)
(01/05)
(01/02)
(12/28)
(12/26)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア