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発行年月:2016年4月


 遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。
しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか?
絶望的ながら、どこかなつかしく牧歌的な未来世界。かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」

                   (講談社HPより)




途中まで、不思議な話を集めた短編集?と思ったら・・・

繋がっているんですね~。

現代からかなり進んだ未来の話。
人間がふつうの生殖で生まれたのは5000年以上前だというのだから・・・。
もうそんな未来の話、想像できません^m^


人類は滅びたのか?
でも見た目人間の生物はいるみたい。
人間にみえる生物はクローンで、似た姿の者が何人もいて・・・・
分離代謝する者、合成代謝する者?


意味不明なことの連続で、理解不能な物語でしたが
不思議とこの世界観にハマってしまって、わけわからないのに意外と面白かった。


川上さん、作風がいろいろ変りますな^^;


                      ★★★
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