発行年月:2015年7月
好きなサッカー部も辞めてしまった中2の加奈太。最近、息子の気持ちが掴めない征人。夏休み、そんな父子が征人の故郷の島にやって来た。加奈太はキャンプで出会った子供達と交流を深める。30年前の夏、中2の征人。父親が漁から戻らない。息子と父親、そしてかつて少年だった父親の視点で交互に描く、青春&家族小説の感動傑作!
(双葉社HPより)
主人公は桐山加奈太14歳。
両親は離婚して、加奈太は児童文学作家の父親・征人と東京で暮らす。
夏休み、征人の故郷の南の島・天徳島へ2人で向かう。
征人の幼馴染・孝俊の勧めで孝俊が世話役を務めるミステリーキャンプに
参加することを決める加奈太。
4泊5日のキャンプで色々なことを体験しながらの話。
そこに30年前14歳だった征人の話が挟まれながら物語が進む。
加奈太がキャンプで出会った5人のうち3人は現役のサッカー部ということで
自然にその3人がかたまり、加奈太は、太目の圀光とメガネの見楽留と親しくなり
3対3で別れて行動。
サッカー部の3人は加奈太たちをバカにしたり嫌がらせをしたりで
態度が悪い。嫌な奴らという印象。
最初は、サッカー部組たちとギクシャクしていた関係がテントキャンプを
するうちに仲良くなっていく様が楽しかった。
圀光が本当に優しくていい子(^^)
征人の14歳の頃の話は、父親を海で亡くした辛い話などあって
ややしんみりしましたが、島の伝説、キミジナーとドウヤーギーの話は
興味深かった。
短い時間でも6人はそれぞれを友達と認めることが出来たのは素晴らしい!
大人になってもこの思い出はそれぞれが大事にするんだろうな~。
これもまた楽しい青春小説でした!
★★★★★
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★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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