発行年月:2009年1月
居心地の悪さを感じながらも井戸端会議に参加する、子どもを持たない主婦。
三島賞作家が描く、ありふれた者に訪れる奇蹟。
(河出書房新社HPより)
以前読んだ「冥途めぐり」が、まあまあ面白かったので、図書館棚で
見つけたこちらを読んでみた次第。
中編作2つは収められていました。
表題作の「女の庭」は、マンションで夫と暮らす主婦。
子どもはまだ居ない。
近所の人たちが集う井戸端会議に参加するが、子どもの話が中心で
話に入れない。
普通の主婦になることに結婚したときは喜びを感じていたのに・・・
けれど隣に白人の外国人女性・ナオミが一人で越して来てから、少し生活が変わる。
ナオミの行動を観察し、あれこれ空想する。
そして気づく。
結婚して主婦という人種に囲まれている自分と
移住して外国人に囲まれているナオミは、似ていると。
う~ん、何となくだけれど、主人公の気持ちがわかって切ない気持ちになった。
こんな風に人の気持ちを描けるって凄いなと思った。
けれど。。。次の「嫁入り前」は、凄く変な話。
結婚が決まっている姉とその妹が、嫁入り前に通うといいという教室に
母親の勧めもあり通う。
何を教わっているのやら????
先生も意味不明の発言するし、姉妹とのやり取りもナンのコッチャ???
何が言いたいんだろ???
この物語を理解できる能力が、わたしにはなかった^^;
無茶苦茶過ぎて、最後には笑えたけど・・・・^^;
う~ん。好きなタイプの作家さんじゃあないけど
たまにならこういうのも面白いか?
でも結構、いろんな賞を貰っているんですね~。
今度は賞を貰っている作品を読んでみようかな?
★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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