発行年月:1982年12月
日露戦争のさ中、福井県から信玄袋ひとつを持って、
東京へ出てきた少年がいた。
好きで好きでたまらない料理づくりに生涯をこめて突進し、
努力と経験によって得た知識と知恵で、ついに
“天皇のコック長”として、日本料理の最高権威となった人物の
波乱万丈の一生を克明にたどる傑作長篇。
(集英社文庫裏表紙解説文より)
ドラマを楽しく毎週見ているので、原作が気になり読んでみました。
多少、違う部分がありますが、原作も面白かったなぁ~。
ドラマでは妻の敏子ひとすじの篤蔵ですが、こちらの本では、敏子は、
パリから帰国後に知り合った女性でした。
多少の脚色はあるでしょうけれど、本当に波乱万丈の生き様で
読んでいて退屈しませんでした。
歴史的にもいろいろあった時代で、戦争、震災と続いたなかで大変な苦労も
あったんだとわかった。
興味深かったのは、晩さん会時のメニューや天皇の食事内容が記載されていたこと。
普段のお食事は、一般家庭の献立と大して変わらないというところが
何とも言えぬ感動を覚えました。
ドラマも残り少なくなってきましたが、また楽しく見たいと思います♪
★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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