発行年月:2015年5月
自分を見つめ直す二人の物語
人生の夏休みの物語。
わたしにはこの暮らしが合っていると思っていた──。
都会で働く上昇志向の姉と田舎で結婚間近のマイペースな妹。
生活を交換した二人が最後に選ぶ道は?
仕事、恋愛、結婚……
すべて正反対の二人が気付いた本当の気持ち。
東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美(さとみ)が久しぶりに故郷に帰ってきた。実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの3つ下の妹・愛美(まなみ)は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝(いぶか)しんでいた愛美は彼に探りを入れてみることに。聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは──?
(祥伝社HPより)
3つ違いの聡美と愛美。
東京で暮らしていた姉が1年ぶりで突然、帰省。
両親は、驚きつつも喜び、慌ててご馳走を用意する。
妹の愛美は実家から出たことがなく、地元の幼馴染の公太との結婚が決まっている。
愛美は、姉の暮らしを暫く味わいたいと東京の姉の部屋に暫く居させてと頼み
渋々承諾した聡美。
上京し、姉の部屋に行くと、そこには見知らぬ男性。
聡美の恋人・柏木だった。
お互いの恋人と過ごす時間を持つことになる姉妹。
最初は、お互いの恋人を「ちょっと苦手」と感じながらも、次第に相手の良いところを
発見する。
公太は読みながら、この子は素直で良い子だなぁ~と思ったけれど
柏木に対しては「ちょっと怪しい?」なんて思ってしまった^^;
でも結局、公太も柏木も思いやりのある素敵な人で良かった。
姉妹って言いたいことを言って喧嘩になることはあっても、深いところで信頼出来て
いるから頼りにもなる存在。
こんな姉妹だったら、いいなぁ~。
柏木の「どうせ家族になるんだから」発言は、聡美に対するポロポーズとも
言える言葉で、嬉しかった♪
姉妹夫婦仲良く付き合っていってくれたらいいな。
なんて娘をふたり持つ、わたしは母親目線で、ほんわかした気分になりました(^^)
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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