発行年月:2014年6月
東日本大震災より1年。耐震基準が問題とされ、存続の危機にある児童養護施設・魴ぼう舎を守るため、仙台から陽介、青森から卓也が駆けつける。けれど、主宰の恵子おばさんは…。シリーズ第一部完結編。
(集英社HPより)
主人公の高見陽介は高校2年生。
札幌の児童養護施設「魴鮑舎」から出て仙台市の私立進学校に通う。
同じ施設で育った柴田卓也は青森の高校でバレーボールの選手として活躍している。
物語の始まりは卓也の試合観戦に訪れた陽介ら施設出身者が顔を合わせる場面。
このシリーズこれが4作目ですが、1作目しか読んでなかった^^;
なので、名前が出て来ても???という感じでしたが、すぐに彼らの個性を
把握して物語を楽しめました♪
児童施設に入った経緯はいろいろ。
幼いながらに辛いことを体験した彼らだけど、仲間っていいな~と
思わせてくれる彼らの会話の場面。
今回は「魴鮑舎」存続の危機が中盤からのテーマかな?
3.11が起きて、耐震基準を満たしてないと診断された施設は、基準を満たされない場合は軽鎖されるという市の方針決定。
改築工事に2千万円の費用がかかる。
恵子おばさんは、施設を閉鎖することに決めたというが、納得出来ない、陽介たち。
どうなる??と心配しましたが、丸く納まった??
一応、存続させていく方向に決まったようだけれど、現実的に考えて
かかる費用はどう集めるのやら??
まあ、その辺は深く考えずともいいか?^^;
でも何気に、登場人物たちの学歴結構高そう。
施設に入る前の環境も皆、結構、親が高学歴っぽいし、恵子おばちゃんだって北大医学部で学んでいたんだものね~。
陽介や卓也たちが、この先どんな風に大人になっていくのかも気になるので
第二部としての「おれたち・・・・」も期待したい。
★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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