発行年月:2013年4月
旅、日常が新鮮に愛おしくなる角田マジック
●アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ●旅の疲れは移動の疲れと言うよりも、野生の本能を始終使っている疲れなんだろう●7月のあたまにセールなんてするなら、金輪際、5月6月に夏物なんて買わないからな!●じつは若いときからずっとサザエの母、磯野フネに憧れていた。●毎日仕事中、ほとんど負け戦ながらチョコ衝動と闘い続けている。・・・・いずれも本文より。
(小学館HPより)
2つの章から成るエッセイ。
最初は「旅に思う」と題して13の話。
最初の話<はじめに世界があると知る>は、衝撃的だったなぁ~^^;
角田さん、おもしろすぎる!!
海外文学を読んでも、日本人の誰かだと思い込んで読んできたとか。
ホントかなぁ~?
そして大学生活に入って初めて、どうやら世界は私にいる「ここ」だけではなく、途方もなく広いらしいと、ほかの人がとうに知っていることに気づきはじめたとか。
ホントかなぁ~?
読みながら、思わずウソでしょ?そんなわけないよ~と突っ込み入れながら読んでいました。
で、ほかの場所に興味を持ち始めて、あちらこちら旅をするようになったのかなぁ~。
それはそれは沢山の国を旅していて、ビックリ!!
旅した国で、体験したことが独自の視点で描かれていて、楽しい。
次の「モノに思う」は、25の話。
お弁当の話は、お母様との思い出も。
既に他界されているんですね~。小学生~高校までお母様のお弁当を持参していたそうで
給食の経験がないんですね~。
セッセとお弁当づくりをされたお母様、大変だったでしょう。頭が下がります。
角田さんの金銭感覚的な話も出てきて、庶民的なその感覚には共感を覚えました。
ネットでの買い物は5万円未満やら。
わたしの場合2万円未満かなぁ~(笑)。
そして、文中に突然、「夫」の文字が出てきてビックリ!
結婚されたのを知らなかった~。
これからは、結婚生活の話もエッセイで書いてくださるといいな~
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;