発行年月:2013年12月
芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』5年後の物語。奈良のカフェ「ハタナカ」でゆるやかに交差する、7人の女性の日常と小さな出来事。明日への希望が胸に灯る、書き下ろし長篇
(中央公論新社HPより)
『ポトスライムの舟』・・・読んだようなきもするけれど、覚えてない(^^ゞ
物語の舞台は、奈良。
そこでカフェ「ハタナカ」を営む畑中芳夏。
27歳のとき、会社を辞めてカフェを始める。
そこに集うお客たちとの交流が描かれた物語。
表題の「ポースケ」は、ノルウェーの復活祭のような行事だそう。
それを「ハタナカ」でもやろう!ということになる。
何をしたらいいのかよくわからないので、各自自分の得意なことを披露する
場所にしようと決める。
カフェの常連客たちの日常の話もそれぞれ面白かった。
主な登場人物たちは・・・
<カフェ従業員>
・ヨシカ・・・34歳。カフェの経営者。
・ナガセ・・・『ポトムライムの舟』の主人公。皿洗いと掃除をするという約束で
夕食にまかないを食べて帰宅。ヨシカとは友人関係。
・とき子・・・50代半ばの主婦。コンビニのバイトと掛け持ちのため午後3時から勤務。
・竹井佳枝・・・28歳。主にランチ時間のバイト。勤務していた会社で挫折後身体的にも精神的にもダメージを受けている。
<カフェのお客>
・林冬美・・・37歳。ピアノを教えている。夫は作家。子どもは欲しいのに居ない。
・梶谷恵奈・・・小学校5年生。ヨシカの友人・りつ子の娘。
・そよ乃・・・34歳。ヨシカの友人。
ほかにもいろいろな面白い人。
ウミウシの写真集をカフェに置いていった、加藤のぞみとか
カフェそばの履き物屋のおばあさんとか。
カフェを中心にいろいろな繋がりがあって・・・
最後は、カフェで「ポースケ」が開催される。
お客や従業員がワイワイと食べ物を囲んで楽しそう。
ナガセが弾き語りでシンディローパの歌を歌ったり、ピアノの先生・冬美が
朗読をしたり。
こんなカフェの常連さんになりたいなぁ~(^^)
★★★★
PR
この記事にコメントする
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 4 | ||||
6 | 7 | 9 | 10 | 11 | ||
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(01/08)
(01/05)
(01/02)
(12/28)
(12/26)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア