発行年月:2013年4月
良いニュースと悪いニュースがある。
多崎つくるにとって駅をつくることは、
心を世界につなぎとめておくための営みだった。
あるポイントまでは……。
(文藝春秋HPより)
色彩を持たない多崎つくる。
高校時代は名古屋。そして大学進学のため東京へ。
高校時代に仲の良かった4人に突如言われた絶縁宣言。
わけもわからず受け入れ、進学のために東京へ。
残りの4人は名古屋市内で進学。
そして、つくるは、死ぬことばかりを考えるように。
原因はやはり高校時代の友人たちから受けた仕打ちか?
四人は男子2人に女子2人。
男子・・・赤松、青海
女子・・・白根、黒埜
つくるだけ名前に「色」を持たない。
そして、性格上にも色彩が希薄だと思っていた。
成人して36歳になった、つくるは、東京の電鉄会社に勤務している。駅をつくることに携わっている。
死にたいと思っていた時期をなんとか乗り越えた。
そして2つ年上の沙羅に出会い、高校時代の友人のことを話す。
彼女は4人の現在の近況を調べ、それを機に、つくるは彼らに会いにいく。
つくるにとって、沙羅と出会ったことは幸運でした!!
彼らに会いに行き、何故、自分は縁を切られたのか?長年の疑問をぶつける。
そして、わかったこと。
なるほど・・・そいいう事情でしたか?
その為に、つくるは死を考えるまで精神的に追い詰められたのか?
もうちょい、誰か何とかフォロ-してあげてよ!!(怒)
話としては、まあ面白かったけど、ちょっとつくるが気の毒。
でも、これからは、たぶん、明るい未来が待っているはず!!
頑張れ、つくる!!
文章は、やはり独特。
村上作品を読んでる感に浸れました。
こう感じさせるのはさすがだな・・・。
★★★
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★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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