発行年月:2021年1月
ラスト10ページ、戦慄のどんでん返し!
作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。
意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。
その後、「とんでもない正体が分かった」「三人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ……。
三人目の女とは誰なのか? 連続する不審死は、その女が関わっているのか?
とてつもない絶望と衝撃に襲われるラストまでページを捲る手が止まらない、精緻にして大胆な長編ミステリ!
(角川書店HPより)
これはホラーなのか???と途中まで読んでいたけれど、違った。
作家のわたしの元に来た担当編集者・尾上まひるからのメール。
自分が以前、住んでいた、マンションMの401号室に住んでいたという共通点。
そしてそのマンションで体験した不可解なこと。
そして、尾上はそのマンションでの転落事故後、亡くなったと聞く、わたし。
でも、尾上から届くメール。
作家のわたしを勝手に女性だと思って読んでいた。
そう思わせられるのは作者の罠かな?
でも不可解なことは、ある人物の意図的なものだったとわかり、ある意味
ゾゾ~ッと背中が寒くなった。
人の不思議な縁が作り出した嫌な話。
一気読みさせるのは、さすがだけれど、相変わらず、嫌な話だったなぁ~(^^ゞ
★★★
(角川書店HPより)
これはホラーなのか???と途中まで読んでいたけれど、違った。
作家のわたしの元に来た担当編集者・尾上まひるからのメール。
自分が以前、住んでいた、マンションMの401号室に住んでいたという共通点。
そしてそのマンションで体験した不可解なこと。
そして、尾上はそのマンションでの転落事故後、亡くなったと聞く、わたし。
でも、尾上から届くメール。
作家のわたしを勝手に女性だと思って読んでいた。
そう思わせられるのは作者の罠かな?
でも不可解なことは、ある人物の意図的なものだったとわかり、ある意味
ゾゾ~ッと背中が寒くなった。
人の不思議な縁が作り出した嫌な話。
一気読みさせるのは、さすがだけれど、相変わらず、嫌な話だったなぁ~(^^ゞ
★★★
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発行年月:2020年11月
これが、人生の罰ゲーム。サ
ド侯爵の禁書を現代に蘇らせた超絶イヤミス!!『聖女か悪女か』
ド侯爵の禁書を現代に蘇らせた超絶イヤミス!!『聖女か悪女か』
「私の中の澱をすべて吐き出した」真梨幸子史上、
もっとも酷いことが起きる――
葉山の別荘で結婚パーティーの最中、
カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に陥った…
(小学館HPより)
凄い話でした。
途中であまりの残酷さに読むのやめようと思った。
でも犯人の意図が知りたくて、我慢して読んだ。
けれど・・・・・わからない。
発行元の小学館のHPで、真梨さんは、こんな時代だから
内に溜めたものをこれを読んで吐き出してほしい・・・・
なんて言っていたけど、ううぅ~(/_;)
もっと違うデトックス効果がいい!
この表紙といい、ちょっと悪趣味かな?
★★
もっとも酷いことが起きる――
葉山の別荘で結婚パーティーの最中、
カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に陥った…
(小学館HPより)
凄い話でした。
途中であまりの残酷さに読むのやめようと思った。
でも犯人の意図が知りたくて、我慢して読んだ。
けれど・・・・・わからない。
発行元の小学館のHPで、真梨さんは、こんな時代だから
内に溜めたものをこれを読んで吐き出してほしい・・・・
なんて言っていたけど、ううぅ~(/_;)
もっと違うデトックス効果がいい!
この表紙といい、ちょっと悪趣味かな?
★★
発行年月:2018年10月
人が死ぬ瞬間に生み出す珠、「ぎょらん」。それを噛み潰すと、死者の最期の願いが見えるという――。十数年前の雑誌に一度だけ載った幻の漫画、『ぎょらん』。そして、ある地方の葬儀会社で交錯する「ぎょらん」を知る者たちの生。果たしてそれは実在するのか? R-18文学賞大賞受賞の新鋭が描く、妖しくも切ない連作奇譚。
(新潮社HPより)
都市伝説みたいな話?と思いつつ読んだ。
「ぎょらん」と呼ばれるものは、結局は、なんだったのかよくわからないまま。
でも死者が遺したかった思いが何らかのかたちで
遺したかった人の元に届くのは、いいな。と思えた。
亡くなった人に近い人が、亡くなった人が生前、抱えていた思いに気づくって
大事なこと。
最初の話に出てきた、ニートの青年・御舟が、その後、葬儀社で働き始め
段々と成長していく姿が良かった。
最初の話で出てきた彼とはくらべものにならないくらい社会に適合してきて
良い感じの青年になったけれど、彼は、本来、こういう人だったんだろう。
表紙はちょっと気持ち悪いけど、良い話だった!
★★★★
発行年月:2020年4月
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、
母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、
裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
(中央公論新社HPより)
凄い子ども時代を過ごして来たキコとイトシ。
キコには親身にあってくれる親友・美晴がいたのが救いだった。
美晴の恋人・匠と共に、キコを家族の呪縛から離したことが、大きかった。
美晴の勤める学習塾講師の岡田安吾(アンさん)と出会えたこともキコには
大きな安心をもたらしたけれど、ゆくゆくそれが不幸なことになって
しまって辛かった。
キコに恋人・主税の存在が出来たことを喜ばなかった理由が最初は
単なる嫉妬?と思ったけれど、そうじゃなかった。
本当のことを伝えてくれていたら、悲劇は起きなかったかもしれないのに・・・・。
辛いことの連続のキコの人生を変えたのが、同じような環境で、苦しんでいた
少年との出会いというのが運命。
出会うべきして出会った二人。
お互いの存在がお互いの生きる希望になっていくのは、嬉しい。
これからは二人で暮らせる未来を思いながら、お互いがちゃんと生きて
いけそうで良かった。
52ヘルツのクジラの存在は、知らなかったけれど、哀しい生き物だな・・・・。
でも、いつか仲間と出会える日がくると信じて生きているんだろうな。
初めて読む作家さんかも?
違うのも読んでみたいと思った!
★★★★★
発行年月:2020年5月
縄紋時代、女は神であり、男たちは種馬、奴隷でした。〈br〉 〈br〉 フリーの校正者・興梠に届いた自費出版の原稿。それは “ 縄「紋」時代 " に関する記述から始まる不可思議なものだった。読み進めていくうち、貝塚で発見された男女の遺体など、現在にも繋がる共通点が幾つも現れて.....。この著者の正体は誰なのか、「縄紋黙示録」に隠されているメッセージとは。やがて興梠たちの身辺でも異変が起こり始めーー。多くの文豪たちが暮らし、今も有名学区が犇めく東京・文京区を舞台に、過去と現代、そして未来が絡み合う驚天動地の大長編。これは小説か予言なのか。〈br〉 世界まるごと大どんでん返し!
(幻冬舎HPより)
表題みたとき・・・「?縄文じゃなくて?」と
興梠と同じことを思った。
なるほど・・・ウンチクが勉強になりました。
興梠のもとに居候として登場の一場直樹と、怪しいけれどのめり込むことになる
「縄紋黙示録」。
二人は良いコンビだなぁ~と思っていたら・・・・
途中までは、イヤミス感があまりなく、単なる古代の歴史が絡んだミステリー?と
読んでいたけど、だんだん、本来の真梨さんのかんじになってきた。
でも、やっぱり、イヤミスは、女性同士の複雑な感情を絡めた話の方が
盛り上がるかなぁ~(^^ゞ
縄文時代・・・たしかに学校の教科書では、あまり詳しく学んだ記憶なし。
一万ナン千年も続いたのぉ~?とそこが一番、驚いた!
しかし、昔の祭事の儀式とか、恐ろしいのが多いな~( ノД`)
ぶっ飛んだ話だったけど、面白かった。
巻末の膨大な参考資料に、またまたびっくり!
この本の校閲、大変だっただろうね・・・・
★★★
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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