忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21
6f104e17.jpg  発行年月:2007年8月


  「笑えて」「泣けて」「ためになる」

ダメダメな僕の目の前に、突然現れた〝ガネ-シャ”。
なぜか関西弁で話す、とてつもなく胡散臭い神様の教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?
過去の偉人の成功例から導き出される、誰にでも一単位でできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、世界初の成功エンタ-テイメント!

                             
         (飛鳥新社HPより)

チョット前に、ドラマ(水川あさみさんが主役の方)で先に見ました。
なので、ガネ-シャ=古田新太さんの顔が浮かんで来ましたが・・・・笑

ガネ-シャの言う言葉は、最もなことばかりですが、新しさはないです。
実行するのは簡単そうな事が多いし。

でも、ここで後半、ガネ-シャが言うように、自分が言った事をやったからといって必ず成功するわけではないのだと。
でも、実行して行く事は大事!
そんなことを本書では伝えたいのかな?

過去の偉人たちの逸話も面白かったし、何と言っても、ガネ-シャが可笑しい。
神様なのに・・・いいの?そんなんで??とういうかんじ。

読んでいて楽しかった♪

幾つかの教えはあったけど、わたしはその中の
「人の成功をサポ-トする」
「毎日感謝する」

の二つを特に実行していこう!と思いました。

「人の成功をサポ-トする」と言っても、平凡な一主婦なので、「家族の成功をサポ-トする」に置き換えて・・・・ちょっと優等生発言かな?^^;


こういう書は、社会に出たばかりの若者には特に受けるでしょうね。

173万部突破でドラマ化、アニメ化、ゲ-ム化、映画化!
すごいなぁ~。

正にこの著者自身が成功者ですね!

ほかの書籍もまた読んでみよう。

★★★★
PR
458e3053.jpg  発行年月:2009年1月


 異国で、町のス-パ-で、銀座の飲み屋で、タクシ-の中で、
野球場 で・・・・・。
 日常の光景からふっと湧き上がってくる彼女たちの想い。

 とぼけた笑いがたまらない、珠玉の短編集
(文藝春秋HPより)
 

表題作「架空の球を追う」は、一番最初に登場する短編。
グラウンドで少年野球団の練習をする我が子たちを見つめる母親の会話。
同じような経験をした女性なら「うん、うん、こういう会話してる!」なんて思うでしょうね・・・なんて微笑ましく思いました。

そのほかにも、誰かしら同じような光景、同じような状況を体感したことがあるような、日常のいろいろな場面でのお話が登場して、どれも少し可笑しくて楽しい。
ステキな短編集でした♪

11の話のなかで、特に気に入ったの「銀座あるいは新宿」と「パパイヤと五家宝」

「銀座あるいは新宿」は、高校時代の友達と年2回飲み屋で再会する40目前の女性たちのはなし。
新宿で集まった4人が、飲むなら「銀座か新宿どっちがいいのか?」の談義を飲みながら交わす。
思い起こせば、自分たちは昔からこうやって、談義し続けてきたよね~なんて話ながら・・・。
こういう、たわいもない会話の雰囲気いいなぁ~。
わたしは飲めないし、夜はすぐ眠くなるので、女友達と待ち合わせて飲みに行くなんて経験ないけど、楽しそう♪

「パパイヤと五家宝」は、高級食材の揃うス-パ-の方で今日は買い物をして行こう!と決めた仕事帰りの女性が、そこで、ふと目にした2000円のパパイヤを何の躊躇いもなくカゴに入れたパパイヤ夫人を追跡しなが買い物をするはなし。
パパイヤ夫人が牛サ-ロインを買えば、自分も、カゴに同じように入れたり・・・
しかし途中で、彼女が小さい頃から、家の定番であったお菓子「五家宝」を目にし、それをカゴに入れた途端、我に返る様子が可笑しかった!
「五家宝」ってお菓子、ちょうど、近所の友達実家が埼玉でそちらに帰省のとき、買って来てくれたお菓子だったので、なんだか食べたくなった!
そういえば時々、COOPのカタログでも見かけるなぁ~今度、注文しよう^^;


この短編集は、どれもそれぞれよかった!
最初から最後まで楽しませてもらいました♪


★★★★
 
74503d74.jpeg  
  発行年月:2008年11月

   
  内容:入内できぬ女の思い。后になっても叶わぬ恋。報われることのない帝の愛-----。平安王朝を舞台に様々な狂おしい愛のかたちを描く中篇集。
 
  新進気鋭の女性官能作家による平安恋物語。
  
     (文芸春秋HPより)


 
タイトルは、陽成天皇の歌。
「つくばねの みねよりおつる みながわ こいぞつもりて ふちとなりぬる」
 
表題作の「泥ぞつもりて」は、貞明に一途な想いを寄せる紀君(きぎみ)だが、貞明が想いを寄せるのは乳母の全子(またこ)。そして、全子の息子も貞明を密かに想っている。
現代の小説なら、なんとも淫靡な空気感も、平安時代の雅な世界の事となると、どこか上品のようなもの様にも感じてしまうから不思議。
第二話の「凍れる涙」では、帝に愛されながらも子どもが産めない体の多美子が愛おしかった。
物語に登場する女性の中では一番、控えめというかんじでした。
第3話では、高子が、女の執念で出産のシ-ンはやや怪奇めいたものがあって、怖かった。
 
 
読み方が難しい漢字や言葉の言い回しが慣れないので、やや読了までに時間がかかりましたが、なかなか面白かった!
歴史に詳しい人なら、より楽しめると思いますが・・・^^;

 
 ★★★★
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 3 4
6 7 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]