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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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55696b4e.jpg発行年月:2007年5月


全国の母子家庭に告ぐ
「環境を恨むな」
これは、オカン、オカンの中に生まれたオヤジ、そして俺との三人の物語だ。

次長課長・河本渾身の私小説。


                      (本の帯文より)

面白かった!
素人が書いた日記そのままみたいだけど、幼い頃から現在までの様子は、結構、波乱に満ちていて苦労もしたんだなぁ~とわかります。

小学校3年生のとき、両親が離婚して、名古屋から母親の故郷・岡山に引っ越し。
母親はその後、再婚するのだけど、新しい父親は酒癖が悪く、二人で昼間逃げ出す。
新しい父親が連れてきた男の子は弟という関係なのですが、その子が可哀相だったなぁ~。
すごく良い子みたいで。
大人になって再会することなかったのかな?

岡山の中学で、今のコンビ相手である井上と知り合ったことが書かれていたり、なんと同級生にはオダギリジョ-が居たとか!
当時は女子の人気はオダギリジョ-より勝っていたそう(^^)
おもしろい子って人気あるからね~。

中学~高校での出来事。
イジメも体験しつつ、サッカ-部で一生県命。
何事も全力で挑む人なんだなぁ~と感心。

お笑いの道に進むキッカケは、偶然の奇跡としか言いようがない。

周りが「そんなの無理でしょ?」と呆れる中、母親は息子の夢を応援。

親の後押しが子どもの夢を現実に導く話って結構、聞くけど、成功したから「よかったね」と言えることで、実際、自分が母親の立場なら・・・どうかなぁ~?難しいな。

でも、河本っていう人は優しい人だな。
自分の周りの人にすごく優しい。

父親のことを恨み(離婚の原因は父親の浮気というか本気)、疎遠になっていた年月が長かったけど、大人になって、そんな父親にも感謝の気持ちを抱けるのは、偉いな。

大人数での旅行は本当に楽しそうで、こちらも嬉しくなった!

なんだか心が温かくなるお話でした(^^)

最後に添付されていた二人の自筆の手紙も良かった!

お母さん、素敵です!!

そうそう、表紙、裏側の写真も良かった!笑えたけどね。


★★★★

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e4e2ffed.jpg発行年月:2009年10月

目からウロコ! 聖書とキリスト教、本当の話。

『ダヴィンチ・コード』『悪魔と天使』などの大ヒットや「ユダの福音書」の発見など、このところ毎年のように「聖書」やキリスト教に関する話題が関心を呼んでいる。パリ在住の作家・池澤夏樹氏は祖母が伝導師だったこともあり、キリスト教に深い興味を抱いてきた。そこで池澤氏の父・福永武彦をはさんだ親戚であり、聖書学、ヘブライ語学の泰斗である秋吉輝雄氏と長時間にわたり語り合った。「「おとめマリア」が「処女マリア」になった理由」「「最後の晩餐」でイエスが飲んだのはワインではなかった」「中東で戦争が終わらない原因は聖書の中にある?」等々、この対論は目からウロコの連続であるとともに、芳醇なワインのごとき味わいを帯びている。

                                         (小学館HPより)

著者の池澤氏と大学で教鞭をとり、旧約聖書、ヘブライ語研究、古代イスラエル宗教思想史の研究に携わる秋吉輝雄氏の対談をまとめた書。

秋吉氏は池澤氏の父親の母方の従兄弟に当たるらしい。

その従兄弟に当たる秋吉氏の知識・学識・見識をお披露目する場にしたかったということか?

わたしはキリスト教信者でもないし、特に信仰している宗教もないけれど、何となく、キリスト教(何をそう呼ぶのかも定かではないけど・・・^^;)には興味があって本書も思わず手にした次第。

しかし・・・読み進めるには、あまりにも専門的。
もっとド素人にもわかる書かと思ったのですが・・・・ある程度、聖書についての知識がないと読み終えるのは苦痛かも(笑)

よって・・・・かなりの飛ばし読み。

しかし、項目が細かく分かれていて、ひとつひとつは短いので、気になる見出しのところはじっくり読みました。なるほど~!と思うことばかりで、面白かった。

「最後の晩餐」では、ワインでなくぶどうの搾り汁だったはずとか。
映画化もされたダン・ブラウン著の「ダ・ヴィンチ・コ-ド」で書かれているキリスト教のことなど。


宗教学も大学とかで本格的に学べば面白いんだろうなぁ~。

途中放棄はしなかったけど、半分もちゃんと読んでないから・・・星1つかな?^^;



 
f0dedaa7.jpg発行年月:2009年11月


新しい才能による次世代ドキュメンタリ-誕生!
47カ国、約2年間にわたる旅を今までにない手法で描いた第7回開高健ノンフィクション賞受賞作。
アジア、中東、アフリカ・・・現地の生活に密着した旅をク-ル&詩情豊に活写!!


                     (集英社HPより)
 

26歳の春からスタ-トして約2年間、ユ-ラシア大陸~アフリカ大陸47カ国を巡る著者。
お写真を見ると、とても凛々しくて素敵な眼差し。
表紙のインパラの眼差しとどこか似てると思いました。

ケニアでインパラに出会った瞬間の描写が素敵!

以下文中をちょっと書き出してみます。
P154・・・・枯れ草に色づく草原がひっそりと朝日を待っていた。私はヴァンから頭を出して、ひんやりと澄んだ朝の空気を頬や額に受けながら、風の声を聴いていた。
すると、わたしの眼前に一頭のインパラが現れた。黄金の草地に足を着き、透き通る大気に首を立て、たった一頭でたたずんでいた。・・・・・・・・インパラの濡れた美しい目は周囲のすべてを吸収し、同時に遠い世界を見据え、遥か彼方を見渡していた。


旅の殆どは、結構、過酷で危険だったり不衛生だったりなのですが、ゆえにここの描写が際立って美しく印象的でした。

女性一人で旅をするだけで、結構、度胸があると思いますが、行く先々で起こる不測の事態にも実に冷静で、驚きます。
結構、淡々と書かれているけど、わたしには無理!
ま、一人で行こうとすら思いませんが・・・・・^^;

でも、すごく多くの事を学ばせてもらいました。
巡った国々の様子もそうですが、先進国の人間として今まで見てきた途上国に対する考え方に対する疑問。
本当に必要な援助とは?について、著者の疑問に思う気持ちを知り初めて自分自身も疑問に思う事が出来ました。
途上国に対する各国の援助の本当の意味は、国益も絡んでいる?
相互にメリットがあればいいけど、長い目でみればどうなんだろ?などなど。

著者の
「アフリカは貧しい大陸でなく、圧倒的な豊かさを秘めた愛されるべき大陸だった」
この言葉も印象的。


読み始めは・・・写真も一緒に載せてくれたらいいのに・・・・思いながら居ましたが
自然と言葉だけで自然とその情景が浮かんできて、途中ある地図を追いつつ想像力を働かせながら著者の旅の記録を堪能しました。


この本を教えてくれた、お友達に感謝!
★★★★★
6d6cd391.jpg発行年月:2009年7月


3歳で失明し、46歳で「見る」ことを選ぶ----。
人間の脳と視覚の謎に迫る心震えるノンフィクション。
「見る」とは、本当に「生きる」とはどういうことなのかを確かめようとした一人の男の半生がここにある。
 

               (NTT出版HPより)
 

面白かった!

殆ど、物心ついた頃から視力がなく、目が見えないことに何ら不都合なく生活してきたマイク。
子どもの頃は目が見えなくても自転車はフルスピ-ドで飛ばす。
大人になってからは障害者スキ-の世界選手権で3つの金メダルを獲得している。
実業家としても立派に独立している。
結婚もし、子どもにも恵まれている。

でも、ある日、視力を取り戻せる可能性が大の治療を受けてみないか?と言われる。
悩む必要ないじゃない?と普通は思う。
けれど、マイクは言う。
「満ち足りた人生を送っている者に新しい能力が欲しいと思うか?」と。

随分、悩んだ末、幹細胞移植という目の手術を受ける。

そして視力を手に入れることに成功!

でも、物語はそこから始まったといってもいいくらい。その後、驚きの展開。

ただ、見えるというだけでは、完全ではないんだと初めて知った。
見えなかった者が視力を与えられるとは、こんな事なんだ?と。

最初は妻や子ども達の笑顔を見られて幸せそのもので、こちらも嬉しくなるのだけど・・・。


マイクにはその後もまた新たな試練が待っていて・・・・周りの人たちのそのときの気持ちを考えると胸が痛い。
勿論、マイクにもつい同情しちゃう。

けれど、この人はいつも前向き。
凄いです!そんな前向きの気持ちが奇跡を起したのかな?


何気なく不自由なくいろいろな物を毎日見ている自分が、それが出来るだけでどれだけ幸せなのか!?気づかせてくれました。

結構、厚い本ですが、スラスラ読めます。

この作家は他にもノンフィクション物を書いているようなので、そちらも読んでみよう!


★★★★★
0eb2a026.jpg発行年月:2007年1月


幻の自伝的小説

人生最悪の14歳。
それでも彼の答えに“死”はナイ。

 
もう二度とこの友達とは遊ばない。
だけど、このままじゃ僕はつぶされてしまう。
大きな哀しみに小さな僕はつぶされてしまう。
飲み込まれてしまう。
ボケッ。
僕は僕を守るんだ。
悲しい色に塗り替えられてしまう前に。
僕の心は
僕が色を塗るんだ。

          (本の帯文より)

図書館棚に見つけ、「あ~そういえば、これ結構、話題になったな~」なんて思って読んでみました。
あまり期待せずに読み始めたけど、いや~参った!
結構、感動した!
文章の書き方、上手い!
読ませる、引き込ませる。


千原ジュニアさん、お兄さんとコンビ組んでいらっしゃる方。
ジュニアさんはドラマなどにも出ているので、顔はすぐ浮かびましたが、こんな過酷な中学時代を送っていたとは!

半分、引きこもり生活になって、両親の悲しい顔。自分にどう接していいのかわかないでいる様子もよ~く見てる。
でもどうしようもなく・・・・壁やそこらじゅうに穴を開ける。
近所でも陰でいろいろ噂されている。


そんな周りが好奇の目で見る状況のなかで、変わらず自分を認めてくれていた兄と祖母の存在が彼を救った。

お兄さんとは、今はコンビを組んで活躍されている。
お笑いの世界に彼を呼び寄せたのもお兄さん。

ジュニアさんのお兄さん、あまり目立たないけど、すごい良い人なんだ!
これ読んで、お兄さん・千原靖史(せいじ)さんが好きになりました!

おばあちゃんの言葉も良かったな~。
泣けた。


これは、子どもの気持ちが理解できずにいる大人たちが読むべきかも。
皆が皆、同じように上手く立ち直れるかは、わからないけど、悩んでもがいている子どもの心理みたいなものが少しわかるかも。


読みやすいので、中学生くらいでもすぐ読めると思います。

タレント本、侮れないな。


 
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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