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読んだ本の感想あれこれ。
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344348c8.jpg発行年月:2008年12月

池上彰が、オバマ政権誕生と金融危機など最新ニュースを「世界一」分かりやすく解説。中学受験生、即効知識を得たいビジネスパーソン必見!

第一章 オバマ政権誕生
第二章 経済ニュース
第三章 政治ニュース
第四章 社会ニュース
第五章 海外ニュース
                                                           (毎日新聞社HPより)


本書は、「毎日小学生新聞」の連載「教えて!池上さん」07年9月~08年12月までの記事を元に加筆・編集したものだそうです。


なるほど・・・小学生用に書かれた文章なのね。
どうりでわかり易いわけだ。

毎日、ニュ-スが見たり、聞いたりしていますが、案外そのニュ-スの意味は大人でもちゃんと理解していないかも?
なんて思うのは、わたしだけか?^^;

これを読んだら・・・「あ~あのニュ-スはこういう事だったんだ!」なんて今更ながら、解ることが沢山あり、普段、ただ漠然とニュ-スを聞いてるだけじゃダメだな。
なんて大いに反省しました。


大人が読んでも、すごく良い本だと思います。
というか・・・わたしの場合、これくらいわかり易い本の方がいいです(笑)

池上さんの本、もっといろいろ読んで、ちゃんと社会のこと、学ばなくては!

★★★★
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c842699a.jpg発行年月:2009年3月


訳した本が300冊以上という人気翻訳家が、
その多彩な日常&言葉の不思議をつづったエッセイ集。
三浦しをんさんとの「文楽対談」も収録。


                      
                          (ポプラ社HPより)


ヤングアダルトを中心に幅広い翻訳でご活躍の金原さん。
外国の作家さんだと、訳者は誰かな?と見て、金原さんなら「よし、借りよう!」と思います。

そんな金原さん自身の言葉で書いた本なので、ワクワクしながら読みました。
面白かった!!
翻訳家って、単に言葉を日本語に書き換えているだけじゃ勤まらないんだなぁ~なんて今更ながら驚いた!

表題は『翻訳のさじかげん』だけど、「翻訳」以外にも「食」「言葉」「数奇」のさじかげんもあって、金原さんの知識の多さ、深さに感嘆!

特に最初の「食のさじかげん」は面白かったなぁ~。
たぬきそばは、なぜ「たぬき」と言うのか?は、なるほど!そういう考え方もありだ!と。
ほかにもいろいろ・・・・・。

最後のあとがきに書かれているけど、それが正しい解釈かどうかはさておき、十分に楽しめました。
誰かに「ねえねえ知ってる?」とココで知り得たウンチクを披露したいくらい(笑)

現在、法政大学社会学部教授でもあるとかで、学生たちへの授業の様子を語るのを読んで
授業受けたい!!!と思いました。
すごく楽しそう(^^)


三浦しをんさんとの対談も良かったな~。
文楽の話を書いた三浦さんの『仏果を得ず』、近いうちに読んでみよう!

★★★★

9ca1da1b.jpg発行年月:2009年8月

ロコフードの洗礼。シアワセのフラ修行。火山でパワーチャージ。12年ぶりに訪れたハワイ島で出会った“アロハ魂”の数々……。さりげない発見と驚きに満ちた、 ハワイ島をめぐる旅エッセイ。


                       (幻冬舎HPより)



カメラマンや編集者たち5人でのハワイの旅行記。
食べものがいっぱい出て来て、どんなもの?と思うとちゃんと写真もあって、丁寧(^^)

小林聡美さんは大好きなので、読みましたが・・・う~ん。
あまり正直面白くなかったな~。
図書館予約で長く待ってやっと手元に来たから・・・・期待しすぎか?^^;


でも朝食のパンケ-キやワッフル、美味しそうだったな(^^)


 

★★★

 

55696b4e.jpg発行年月:2007年5月


全国の母子家庭に告ぐ
「環境を恨むな」
これは、オカン、オカンの中に生まれたオヤジ、そして俺との三人の物語だ。

次長課長・河本渾身の私小説。


                      (本の帯文より)

面白かった!
素人が書いた日記そのままみたいだけど、幼い頃から現在までの様子は、結構、波乱に満ちていて苦労もしたんだなぁ~とわかります。

小学校3年生のとき、両親が離婚して、名古屋から母親の故郷・岡山に引っ越し。
母親はその後、再婚するのだけど、新しい父親は酒癖が悪く、二人で昼間逃げ出す。
新しい父親が連れてきた男の子は弟という関係なのですが、その子が可哀相だったなぁ~。
すごく良い子みたいで。
大人になって再会することなかったのかな?

岡山の中学で、今のコンビ相手である井上と知り合ったことが書かれていたり、なんと同級生にはオダギリジョ-が居たとか!
当時は女子の人気はオダギリジョ-より勝っていたそう(^^)
おもしろい子って人気あるからね~。

中学~高校での出来事。
イジメも体験しつつ、サッカ-部で一生県命。
何事も全力で挑む人なんだなぁ~と感心。

お笑いの道に進むキッカケは、偶然の奇跡としか言いようがない。

周りが「そんなの無理でしょ?」と呆れる中、母親は息子の夢を応援。

親の後押しが子どもの夢を現実に導く話って結構、聞くけど、成功したから「よかったね」と言えることで、実際、自分が母親の立場なら・・・どうかなぁ~?難しいな。

でも、河本っていう人は優しい人だな。
自分の周りの人にすごく優しい。

父親のことを恨み(離婚の原因は父親の浮気というか本気)、疎遠になっていた年月が長かったけど、大人になって、そんな父親にも感謝の気持ちを抱けるのは、偉いな。

大人数での旅行は本当に楽しそうで、こちらも嬉しくなった!

なんだか心が温かくなるお話でした(^^)

最後に添付されていた二人の自筆の手紙も良かった!

お母さん、素敵です!!

そうそう、表紙、裏側の写真も良かった!笑えたけどね。


★★★★

e4e2ffed.jpg発行年月:2009年10月

目からウロコ! 聖書とキリスト教、本当の話。

『ダヴィンチ・コード』『悪魔と天使』などの大ヒットや「ユダの福音書」の発見など、このところ毎年のように「聖書」やキリスト教に関する話題が関心を呼んでいる。パリ在住の作家・池澤夏樹氏は祖母が伝導師だったこともあり、キリスト教に深い興味を抱いてきた。そこで池澤氏の父・福永武彦をはさんだ親戚であり、聖書学、ヘブライ語学の泰斗である秋吉輝雄氏と長時間にわたり語り合った。「「おとめマリア」が「処女マリア」になった理由」「「最後の晩餐」でイエスが飲んだのはワインではなかった」「中東で戦争が終わらない原因は聖書の中にある?」等々、この対論は目からウロコの連続であるとともに、芳醇なワインのごとき味わいを帯びている。

                                         (小学館HPより)

著者の池澤氏と大学で教鞭をとり、旧約聖書、ヘブライ語研究、古代イスラエル宗教思想史の研究に携わる秋吉輝雄氏の対談をまとめた書。

秋吉氏は池澤氏の父親の母方の従兄弟に当たるらしい。

その従兄弟に当たる秋吉氏の知識・学識・見識をお披露目する場にしたかったということか?

わたしはキリスト教信者でもないし、特に信仰している宗教もないけれど、何となく、キリスト教(何をそう呼ぶのかも定かではないけど・・・^^;)には興味があって本書も思わず手にした次第。

しかし・・・読み進めるには、あまりにも専門的。
もっとド素人にもわかる書かと思ったのですが・・・・ある程度、聖書についての知識がないと読み終えるのは苦痛かも(笑)

よって・・・・かなりの飛ばし読み。

しかし、項目が細かく分かれていて、ひとつひとつは短いので、気になる見出しのところはじっくり読みました。なるほど~!と思うことばかりで、面白かった。

「最後の晩餐」では、ワインでなくぶどうの搾り汁だったはずとか。
映画化もされたダン・ブラウン著の「ダ・ヴィンチ・コ-ド」で書かれているキリスト教のことなど。


宗教学も大学とかで本格的に学べば面白いんだろうなぁ~。

途中放棄はしなかったけど、半分もちゃんと読んでないから・・・星1つかな?^^;



 
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