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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年9月


2019年に70周年を迎えた家庭裁判所。
日本国憲法の理念を実現してきた足跡を、
貴重な証言と資料から、丹念に描く。



第1章 荒廃からの出発
  1 「家裁の父」帰国する
  2 みじめな最高裁
  3 家庭裁判所の前身
  4 「愉快そうなオジさん」
  5 BBSの生みの親
  6 アイデアマン
  7 殿様判事ニューヨークを観る
  8 新少年法と「ファミリー・コート」
  9 女性法律家第一号
  10 「少年」と「家事」の対立
  11 進まない設立準備
  12 元旦の家庭裁判所発足 
第2章 家庭裁判所の船出
  1 屋根裏の最高裁家庭局
  2 家裁の五性格
  3 家裁職員第一期生
  4 「高級官吏」調査官を求む
  5 二つの雑誌
  6 村岡花子と対談
  7 戦争被害者のために
  8 戦災孤児を救う
  9 民間の施設に託す
  10 孤児の養子縁組
  11 ヒロポン中毒
  12 少年審判の心得 
第3章 理想の裁判所を求めて
  1 日本婦人法律家協会
  2 建物の苦労
  3 履行確保
  4 滝に打たれる
  5 日本一の所長さん
  6 司法の戦争責任
  7 理想の学校 
第4章 少年法改正議論
  1 多忙な第三課長
  2 少年事件の「凶悪化」
  3 示された試案
  4 「原爆裁判」
  5 「少年友の会」発足
  6 真っ向からの反論
  7 長官を怒らせる
  8 「首を絞められてじっとはしない」
  9 ゴールト判決
  10 もう一つの東大裁判
  11 宇田川の遺言
第5章 闘う家裁
  1 再結集した人々
  2 波乱の幕開け
  3 長官の激励
  4 烈しい応酬
  5 支援する人々の輪
  6 「誤算と誤解」
  7 水面下の妥協案
  8 日弁連の猛反発
  9 管理と統制へ
  10 「整備・点検の時代」
第6章 震災と家裁
  1 烈しい揺れ
  2 家庭裁判所は弱者のために
  3 被災者に寄り添う
  4 少年事件への影響
  5 震災孤児を救う
  6 家庭裁判所は死なず
あとがき


                     (日本評論社HPより)



戦後の混乱期に、苦労して、弱い立場のひとを支援すようと法曹関係の人たちには
頭が下がる。
朝ドラ「虎に翼」をみているので、俳優さんの顔が浮かび、難しい話も
読み進むことができた。


ドラマは三淵亜嘉子さんが主役で、伊藤沙莉さん演じる佐田寅子が主役だけど
こちらは、家庭裁判所設立のために尽力した裁判官・宇田川潤四郎氏が主役。
ドラマでは、高等裁判所の家庭部局長・多岐川幸四郎氏、演じているのが
滝藤賢一さん。
水を被ったり、滝に打たれにいくのは史実に基づくものだったんだなぁ~。
あとドラマで寅子がよく歌を歌っていたけれど、あの歌も三淵さんが
歌っていたとか。

ドラマの雰囲気通り、二人とも人間味のある人柄なんだと思った。




                     ★★★★
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発行年月:2022年10月


これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

                   (新潮社HPより)



58歳ですい臓がんで余命4か月の宣告。
宣告が4月で、そのすぐ後から、本書の元になる日記を書き始め
亡くなる前まで綴られた。
10月13日 午前10:37 自宅にて永眠。

最後の日記は10月4日。


淡々と語られる日常のなかに、色々な思いがあって
今後、書きたかったものの話があったり、ああ、ここで逝かなくては
いけないのは悔しかっただろうな・・・。と


自宅で最期を迎えたいと思うのは多くの人も同じだけど、一緒に最期の
時を迎えてくれる家族にも覚悟がなくてはできないこと。
ご主人の支えは、本当に大きかったと思う。
凄い、いい夫婦だな。



好きな作家さんだけど、全部の作品を読んではいない。
遺作となってしまった作品を、近いうちに読んでみよう。



                          ★★★★★


発行年月:1999年7月


息子の疑念にドキドキ…待望の爆笑エッセイ!
息子には「もしかして、ママはさくらももこなの?」と疑われ、社員旅行についてきた父ヒロシは台風を呼ぶし…ももこの世紀末はいろいろありすぎ! 爆笑エピソード満載

                  (集英社HPより)


「あのころ」は、小学校時代のアニメ、ちびまる子ちゃんの世界観のまんまの
日常生活で、面白く楽しく読んだ。

こちらは、結婚して離婚する話から始まる。
それも円満という感じではなく、夜逃げみたいなかんじで夫の元から逃げて
後から離婚という流れ。
えぇ~?どういう人が旦那さんだったんだ???
気になる。
で、その離婚劇を手助けしたのが、女優で親友の賀来千香子さんとか。
えぇ~!?
そして、賀来千香子さんのお兄さんも力を貸して、後にさくらさんの元で
働くことになったとか。
ちゃんとした会社でそれなりに責任ある仕事をしていた人なのに
エッセイだから誇張して書いているのかもしれないけれど
凄く強引なかんじはちょっと引いてしまった・・・・・(-_-;)

なんか、子どもの頃の純真な、まる子とはもう別人なかんじで
少々、ショックだったなぁ~


その後の話も最初で、そんな感想を持ってしまったので、あまり楽しくなく
なんとか読了(^^ゞ



                        ★★☆


発行年月:1991年3月


短大時代に体験した、存在意味不明な食品売り場でのアルバイト。
たった2ヶ月間のOL時代に遭遇した恐怖の歓迎会。
さくらももこの原点を語る大ベストセラー

                (集英社HPより)


「あのころ」は小学校時代の話だったけれど、これは高校~結婚までの話。

おじいさんが亡くなったのは、ももこさんが高校2年の時。
本来なら哀しいしんみりした場面なのに、笑っちゃう・・・^m^
タイトルが<メルヘン翁>だからね~

イラストに爆笑。
ももこさん、面白過ぎるよ~。


就職は出版社だったけど、漫画を夜、書いていたので眠不足で、度々、注意されて
辞めるっていうのは、凄いな。
まあ、正解なんだけど・・・・。

結婚生活のこととか、もっと知りたいなぁ~。
「あのころ」とこれは家の本棚にあるんだけど

続きのエッセイは図書館で探してみよう。



                      ★★★★



発行年月:1996年7月


小学校の帰り道、怪しげなてきやから買った“まほうカード”と“踊るマッチ箱”
。心のアキレス腱だったマラソン大会…。
テーマは「子供時代」。
歯切れのいい名調子はもはや芸術。三部作第一弾

               (集英社HPより)


家の本棚にあった懐かしい本。
久しぶりに読んだけれど、可笑しい・・・^m^

昭和40年生まれなので、子どもの頃の話が自分にも当てはまるものが
多くて・・・わかるわ~と心の中でうなずきながら読む。


今は、もうこの世に居ないんだなぁ~としみじみ・・・。

大人になってからのも続けて読もう。



                   ★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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