発行年月:2013年8月
48歳になったキョウコは、まだ古いアパートのれんげ荘に住んでいた。相変わらず月々10万円しか使えない貯金生活者のままである。心配しても仕方がないことを悩みすぎずに、「お天道さまのいう通り」と、マイペースな暮らしを続けている。そんな「れんげ荘」に新しい住人がやって来た。背が高くて、気持ちのいい若い女性だ。クマガイさんとお寿司屋でささやかな歓迎会をした。自称旅人のコナツさんと住人が全員女性のアパートになったのだ……。読書に疲れたら散歩し、刺繍にも熱中しつつ、自然食品店で買った野菜でおかずをつくり、土鍋でご飯を炊き、ゆっくりコーヒーを呑み……季節を感じ丁寧な暮らしを大切に生きるキョウコの愛おしい日々はつづく……。
(角川春樹事務所HPより)
れんげ荘物語の続編。
アパートの住人が一人増えましたね~(^^)
身長180cmのモデル体型のチユキさん。
住んでいたタワーマンションを知人に貸して、自身はれんげ荘に移り住んだ人。
その家賃収入でも生活できるけれど、アルバイトをしている。
でも両親が幼いときに別々に行方知れずになっているって、凄いな・・・^^;
キョウコは相変わらず、マイペースな暮らしを続けていたけれど、
ある日、役所から電話で「なぜ働かないのか?」問われ、自身の考えを述べるため
役所に出向く。
なるほど・・・・こういう電話するのか。
無収入だと所得税と住民税が発生しないから、出来れば働いて税金を払って欲しいと
いうことなんだろうか??
確かに、キョウコみたいな人が増えると困ることになるからね・・・。
そして、ある日、散歩の途中で寄った喫茶店で、女性達が集い、刺繍を取り出し
会話する様を見て、自分もやってみたいと思い、刺繍を始めるキョウコ。
夢中になれるものがあると張り合いも生まれるでしょうからね~。
でも思うように進まないことに情けなさを感じたり、夢中になりすぎて、
体を疲れさせてしまったり・・・。
根が真面目過ぎるんでしょうね~。
でも、そんなキョウコに的確なアドバイスをしてくれる友が周りにいて
そのアドバイスを素直に受け入れるキョウコ。
時々、電話で近況を確かめてくれるお兄さんも良い人そう。
母親は相変わらずなかんじだけど。
ああ、キョウコは良い人間関係の中に居るんだなぁ~。
まだ48歳だから健康で日々、平和に過ごせているけれど、この先も
いろいろな事が起きると考えるとちょっと他人事ながら心配。
でも、そんなことは起きる前から考えなくていいね^^;
続編読みたいなぁ~。
★★★★★
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発行年月:2013年10月
震災直後のスーパーマーケットでの強欲おばちゃんに辟易、「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」を習慣にして物減らしに挑戦、黒い網タイツの女子学生に吃驚、親子の因果を改めて確認、インターネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。我が道をいけばいい。―人生の視界が広くなるエッセイ。
(BOOKデータベースより/幻冬舎)
群さんは常識人なので、安心して読める。
そして共感することばかり。
最初の「正しいおばちゃん」には、読みながら群さん同様の怒りが・・・。
震災後の物資の流通が滞ったときの話。
自分さえよければと言う考えからか、買いだめに走る人たちの姿。
ああ。イヤだ。
規定の数以上を買おうとして店員に注意されても文句言うなんて
信じられないわ~。
まだまだ共感した話は沢山あったけれど、最近の成人式の着物の着方。
そうね。わたしも同感。
着物はまあ、安いぺらぺらの物しか用意出来ないのなら、それは家庭のお財布事情も
あることだから仕方ないにしても、髪とお化粧が夜の商売みたいなかんじは
イヤだなぁ~と思ってました。
再来年は我が家の長女も成人式ですが、清楚なし上がりになるように
してあげたいものです。
しかし、群さん、年老いたお母様と弟さんのためにご自身のお金を結構、使って
らっしゃるのね?
驚いちゃいました。
そして、ちょっと気の毒になったわ。
あっけらかんとその辺も書いているけれど、絶対弟さんより先に死なないで!!
なんて思っちゃいました。
猫好きにも嬉しい話もあれこれ。
昼間に猫の集会に遭遇した話が羨ましい!!
わたしもそんな集会に遭遇してみたいなぁ~。
★★★
発行年月:2009年9月
女三人寄ればハウスシェア。そこにあるのは楽園、それとも地獄-----
家族の過干渉から脱出したいOL。夫に離婚を懇願された女。夫に離婚を言い渡した女。気分一新したいけど、一人で引越しするのは腰が重いアラフォー・キャリア。
さまざまな「女三人のハウシェア」の形。
(角川書店HPより)
長編小説かと思ったら、短編集だったんですね~。
最初の話を読んで、次のが続きかと思ったら・・・全く別の話で「え?」と
一瞬思いました・・・^^;
でもどれも面白かった!
<うちの大黒柱>
高校の同級生であるミホとマサミは25歳。
それぞれ社会人で自立しているけれど、お互いに生活環境を変えたいと思う。
どこか一軒家を借りて住もうと決め、もう一人くらい一緒に住む人が居れば
金銭的にも物件的にも理想と思い、マサミが同じ会社のリョウコを誘う。
リョウコは身長180cmで実に頼りになる存在だった。
<二人のムスメ>
離婚して娘と二人暮らしのシゲコ。
ある日、娘・ルミが父子家庭の友人・チカを連れてくる。
チカは酒乱の父親から暴力を避けるために家から離れたいと言う。
仕方なく、同居を許すシゲコ。
<三人で一人分>
78歳のツル子は58歳のときから同年代のソノエ、アサヨとマンション暮らしを始めた。
年老いていくだけじゃダメよね!とある日気づく3人。
<異物>
独り暮らしのレイコの元に、妹のヒトミが幼稚園児のセイラを連れてくる。
旦那と離婚したいから・・・というが、二人に振り回されて我慢の限界に達する
レイコ。
<母の友だち>
41歳の母・ノリコの友人・シマちゃんがある日、転がり込んでくる。
夫が浮気をしたから見せしめに家出したという。
ノリコの夫は貿易関係の仕事で海外に単身赴任中。
娘のミナは国立大学進学を目標に勉学に励む日々だが、ノリコとシマちゃんは
毎日、遊び放題、買い物三昧のお気楽生活
<リストラ姉妹>
気ままな一人暮らしをしていたクニコの元に同時期に会社をリストラされたと
娘のワカとユカが戻ってくる。
<噂の三人>
50歳目前の女3人。
同じ会社に勤める3人が同居を決めたことで、社内には三人の噂があれこれ飛び交う。
<バラの香り>
83歳のミシマシマは近所の、お薬師さんに参拝するのが日課。
毎日、そこのベンチに休み、偶然隣に座った人に話し掛ける。
そしてある日、話が弾んだカナザワタマエを家に誘い、更に意気投合。
タマエはマンションの30階に一人暮らしで、ここみたいな場所に住みたいという。
シマが好きなだけ居てもいいと言うことで同居生活が始まる。
そして、また別の日、19歳のさくらが今にも倒れそうにいるのを、見つる。
お金も行くところもないという、さくらを家に住まわせることにする。
<友だちではない>
マキとサヤカは高校の同級生。
もう一人一緒に住んでいた友人が海外に行ってしまったので、新たな同居人を募集し、
面接をして決める。
センス抜群で気に入ったリョウコが新たな同居人になったが、一緒に住んでみると・・・
<蛍姉妹>
リオとミオは双子。
双子なのに仲が悪くけんかばかり。
雨上がり決死隊の「蛍原徹」に見た目が似ていたため蛍姉妹と子どもの頃、呼ばれていた。
リオの友だち・フユミはリオの家に遊びに行き、フユミの母親がいつも愚痴ばかりだったと記憶している。
リオが家を出て独立したいと言い出し、両親と暮らしていたフユミも家から出て
二人で暮らそうと決める。
周囲の人たちとの交流が楽しい場所で快適に暮らしていたが、ある日、ミオが
一緒に住まわせて欲しいとやって来た。
仲が良い友だちでも一緒に暮らすって何かと大変そうだから、わたしには無理だと
思うけれど、年を取ったら気兼ねが要らない親友となら一緒に暮らすのもいいかな?
なんてちょっと思った。
「バラの香り」が良かったな。
老女2人の元で暮らすことになった19歳のさくらとの3人の関係がほのぼの
していて、この短編集のなかで一番好き♪
いくつになっても女性はバラの香りが好きなんだな~。
★★★
発行年月:2009年4月
キョウコ45歳。独身。有名広告代理店に勤務していたが、おべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、早期退職を決行!都内のふるい安アパート(家賃3万円台!)「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となった。そのアパートには、60歳すぎのおしゃれな女性、クマガイさんや、職業“旅人”で外国人好きのコナツさん、暴力割烹で働くサイトウくんなど、個性豊かな人々が暮らしていた。冬はすきま風、梅雨時はカビ、夏は蚊などと闘いながらも、鳥の声、草の匂いをかぎ、丁寧に入れたお茶やコーヒーを飲む・・・・・・。わたしたちが忘れかけている、静かでおだかやで、時にささやかな事件がおこる暮らしを暖かい眼差しで描く長篇小説。
(角川事務所HPより)
月10万円での貯金生活かぁ~。
独身なら可能かな~?
こんな風に生きるのもいいかもね。
格安アパートの住み心地は・・・夏は虫に悩まされというところで、わたしは断念(;O;)
トイレとシャワーが共同というのも無理かも。。。。
しかし、隣に住むクマガイさんとの交流は、ほのぼのしていていいな~。
ちょっと不思議なコナツさんも悪い人じゃなさそうだし・・・。
サイトウくんは実家で暮らすことになって出て行ったけれど
もう登場しないのかな?
暴力割烹でめげずに修行したのだから、料理人として成功した姿を読みたいと
思うのだけど・・・・・
続編を楽しみに待ちましょう。
(図書館本で順番待ち・・・・^^;)
しかし、こんな母親、鬱陶しいね~。
お兄さん夫婦と、その娘・レイナちゃんが優しい気遣いの出来る人なので
救われるけれど・・・。
群さんの作品、このところ続けて読んでいるけれど、楽しいな♪
過去の作品もいろいろありそうなので、読んでみよう。
★★★
発行年月:2012年11月
ベテラン作家ソノミは気楽な一人暮らし。高齢の母に翻弄され、来る老後に不安を感じつつも、日々をつつがなく送っていて・・・。ため息と笑いの日常小説。
(毎日新聞社HPより)
ソノミは60歳手前の作家。
一人暮らしのマンションで日々執筆活動している。
母エイコは82歳。
ダンス教室に通う元気な女性。
夫が亡くなった後、ソノミを看護師をしながら育てた。
母の妹・シゲコ
荒物屋を営んでいるが、そろそろ閉店を考えている。
母親とは電話口でいつも最後は喧嘩。
しかし、年老いて独り暮らしなので、気にはかける。
同じく独り暮らしの叔母のことも。
作家の日常として読んでもなかなか興味深かった。
昔は手書きだったけれど、今はパソコンで文章を打つようになり
なんとなく書いたという実感が沸かないとか。
群さん自身が感じていることなのかなぁ~なんて想像しながら・・・・
そして、母親との関係。
うんうん、わかるぅ~!!という箇所多し・・・^m^
自分の用件だけ言えば、こちらの返事はあまり聞いてない。
前にも言ったでしょ?ってことを度々、言ってくるとか(^^ゞ
物語なんだけど、ちょっとエッセイっぽい雰囲気でした。
主人公が作家だからかな?
★★★
(毎日新聞社HPより)
ソノミは60歳手前の作家。
一人暮らしのマンションで日々執筆活動している。
母エイコは82歳。
ダンス教室に通う元気な女性。
夫が亡くなった後、ソノミを看護師をしながら育てた。
母の妹・シゲコ
荒物屋を営んでいるが、そろそろ閉店を考えている。
母親とは電話口でいつも最後は喧嘩。
しかし、年老いて独り暮らしなので、気にはかける。
同じく独り暮らしの叔母のことも。
作家の日常として読んでもなかなか興味深かった。
昔は手書きだったけれど、今はパソコンで文章を打つようになり
なんとなく書いたという実感が沸かないとか。
群さん自身が感じていることなのかなぁ~なんて想像しながら・・・・
そして、母親との関係。
うんうん、わかるぅ~!!という箇所多し・・・^m^
自分の用件だけ言えば、こちらの返事はあまり聞いてない。
前にも言ったでしょ?ってことを度々、言ってくるとか(^^ゞ
物語なんだけど、ちょっとエッセイっぽい雰囲気でした。
主人公が作家だからかな?
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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