発行年月:2016年2月
「もう絶対にいやだ、家を出よう」。そう思いつつ実家に居着いてしまったマサミ。
事情通のヤマカワさん、嫌われ者のギンジロウ、白塗りのセンダさん。
風変わりなご近所さんの30年をユーモラスに描く連作短篇集!
(角川書店HPより)
エッセイかと思ったら、小説でした^^;
でも面白かったぁ~。
主人公・マサミは40歳独身。
家を出るタイミングを逃し、婚期も遠のく。
そんなマサミの小学生時代からのご近所さんとの関わりを綴る。
小学生時代の同級生・オサムくんとそのお母さんとの話が面白しろかった。
お母さんは女優みたいに美人なのに、全く似ていないオサムくん。
全然、興味ないけれど、オサムくんのお母さんに気に入られたマサミは
オサムくんとカップルになればいいのに・・・のお互いの母親の会話を
聞かされ困惑。
でも、大人になりオサムくんは立派に成長して、結婚もしたと聞きホッとするという
話。
ほかには、ひょろろん教にはまっている、セトさん。
アパート経営のバンバさんなどなど。
一番、厄介なのは、宗教斡旋のセトさんかな?
情報通のヤマカワさんもちょっと嫌かな?^^;
他人ごとなので、笑って読めたけれど・・・。
★★★
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発行年月:2006年11月
人気戯作者、瀧澤馬琴の一人息子に嫁入りしたてつ。結婚早々みちと改名させられ、病弱な夫と癇性持ちの姑、そして何事にも厳格な舅に苦労させられながらも、持ち前の明るさと芯の強さで、次第に瀧澤家になくてはならない存在になっていく。
のちに「八犬伝」の代筆を務めるまでになる、馬琴の嫁の奮闘記。
(講談社HPより)
南総里見八犬伝は映画でみただけですが・・・・
その著者の嫁が主人公というのが興味深かった。
嫁いだ時から、なんだか大変そうな家族。
下働きの者さえ、長居しない家に嫁入りとは・・・・。
「てつ」という名前を縁戚に同名の者あり紛らわしいからと「みち」と改名させられるって。
そんなことあったんですね~。
馬琴もなかなか気難しい人ですが、姑の百と夫の宗伯が、共に癇癪持ち。
よく辛抱しました!!
偉いよ、みちさん!
そして、たまに訪れる実家の母親が、場の空気を読めない人で・・・^^;
けれど、占い師に「あなたの苦労は世のためになる苦労。きっと大きく
報われるときが来ます」と言われて、その言葉を信じて前向きに頑張ったんですね。
みちさんが辛抱して瀧澤家の嫁で居続けたからこそ、世に出た「八犬伝」
だったんですね!
医者なのに病弱だった夫が亡くなり、姑の百が亡くなり、馬琴も亡くなって
その後、長男が病死という哀しみが続きましたが、
その後、娘の幸と2番目に婿養子に入った吉之助が良い性格で良かった。
流行病のコロリで病死したという、みちさんだけど、晩年は心穏やかだった
んじゃないかな?
群さん、こういう小説も書かれるんですね。
群さんらしく、猫も登場してました(^^)
面白かった!
★★★★
発行年月:2001年9月
幼稚園は退園処分、児童劇団は退団、小学校は遅刻常習。
険悪なムードの両親、コドモっぽい同級生を尻目に
ビートルズに熱をあげるちょっとニヒルな少女の物語。
(筑摩書房HPより)
群さん自身のことかなぁ~?
面白かった。
主人公のアケミの幼稚園から中学生になったところまでを描いた物語。
幼稚園で暴力を振って退園処分。
その後、幼稚園にはいかないまま母親は劇団に入れるけれど
そこそこ活動はするものの退団し、今度はピアノを習わされる。
小学校受験を2校するけれど、どちらも不合格。
公立の小学校に上がるが、学校が面白くなく、遅刻の常習犯。
きゃあきゃあ騒ぐだけの同級生たちをバカみたいだと嫌い、
休み時間は、職員室へ遊びに行く子ども。
確かに変わっているけど、アケミの考え方は、わかる。
わたしも子どもの頃、同様に思っていたから・・・^m^
小学校4年生の時に東京オリンピックがあって・・・ということは
わたしより10歳くらい年上ね・・・とか考えながら読みました。
でも似たいような思い出があり、なんだか懐かしく思い出した。
中学で卓球部を選んだ理由も似たようなものだったし・・・笑
この先のアケミのこともちょっと興味あるんだけど・・・
それは群さんのエッセイを読めばいいのか?
絵は、南 伸坊さんですね。
可愛らしい(^^)
★★★
発行年月:2014年12月
素材にこだわり、手間ひまをおしまない美味しいサンドイッチと滋味深いスープ……。編集者を辞めて、自分らしいお店をはじめたアキコは、愛猫たろちゃんを亡くした悲しみを抱えつつも、体育会系で気もちのいいしまちゃんと周りの温かい応援のもとがんばっています!! 「ほんとうの豊かな人生とは何か!?」を問う、心温かな長篇小説。
(角川春樹事務所HPより)
待ってました!
「パンとスープとネコ日和」の続編!
サンドイッチと日替わりのスープのお店のお話。
店主のアキコさんと従業員のしまちゃん。
二人の会話が、すごくほんわかした雰囲気で好き。
アキコさんは可愛がっていたネコのたろちゃんを亡くして、その哀しみは
癒えないまま。
一人になると、つい涙してしまうシーンは、愛猫を亡くした経験のある人なら
一緒になって哀しくなる(わたしも同様)。
すぐそばの喫茶店のママが毎日のように店を訪ねて会話する様子も楽しい。
何が重大なことが起きるわけでもないのに、読んでいて心地いい。
最後は嬉しい福が来ましたね!!(=^・^=)
続編がまた楽しみな作品です♪
★★★★
発行年月:2011年3月
猫と暮らし始めたことで、会社や同僚に対する感情に変化が訪れたOL。
雑種を飼うことにしたブランド至上主義の出戻り女性――
しっぽを持つ生き物と出会い、向き合うことで見えてくる日常を描いた短編小説集。
(角川書店HPより)
しっぽを持つ動物たちとの関わりを描いた短編集。
わたしは猫派なので、やはり猫が出てくるお話は読んでいるだけで癒された♪
最初の「ネコのトラタロウくん」からニヤニヤ。
拾った仔猫を飼ってくれる人を探すけれど、見つからず・・・・
自分で飼おう!と決めたOLのサエコ。
猫が家で待っていると思うだけで、ウキウキ気分で帰宅する毎日に
変わるんだろうなぁ~。
愚痴を言っても、何も返事するわけじゃないけれど、
ただ居てくれるだけで、癒されちゃう猫の存在。
サエコの今後はきっと明るいでしょう♪
可哀想だったのが、「しっぽちゃんがほしい」。
動物が大好きなのに、奥さんが動物嫌いで、犬や猫を飼いたいのに
その夢が叶う日は訪れないでしょうという男性の話。
でも運よく、動物好きの後輩家庭に遊びに行けるようになって
良かった良かった(^^)
どの話も良かった♪
群さんの本は動物が出てくる物が多いけれど、群さん自身は猫派かな?
他の猫が出てくる本ももっと読んでみよう!
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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