発行年月:2011年7月
トラブルがひとつ片付くと、また次のトラブル発生と苦難が続く。
こんな仕事していたら、胃の痛むことばかりだろうなぁ~。
でもMSSの若手社員のひとり、佐武範子(愛称・ノリノリ)は、仕事になんとなくやる気を失っていたが、トラブルの原因を突き止める。
ここら辺から、なんだか苦難の終息が見えて来て、明るい方向に・・・。
トラブルは最悪なんだけど、そんな状況のなかで芽生える人間関係もあって、最初は敵対心みたいな感情をお互いに持って接していた、それぞれの会社のエンジニア、横田と中瀬川にもトラブルを終息させたことで絆が生まれるという美しい終わり方でした。
合併後のMSSとTSKは、どうなっていくのかなぁ~?
ちょっと気になる。
読み終えてみれば、なかなか面白かった!
途中放棄しなくて、ホント、良かったぁ~。
著者の福田さんの経歴を見ると・・
金融機関でシステムエンジニアとして勤務していたことがあるそう。
なるほど・・・・だからこんなリアルな状況の物語が書けたんだ~。
同じような仕事をしている人なら、わたしが途中放棄を考えた最初の部分から没頭して読めるんでしょうね・・・。
銀行の取引システムを支える技術屋たちの奮闘を描く。統合を控えた2つの銀行の、違うタイプのエンジニアが最後に得るのは不信か友情か。度重なるトラブルに立ち向かう熱い人間ドラマ。期待の超大型新人が、毎日を懸命に生きるサラリーマンにエールを贈る!
(双葉社HPより)
読み始め暫くは・・・・理解不可能でした^^;
銀行の子会社でシステム管理をする会社MSS(明徳銀行システム株式会社)で起きたトラブル。
それを直すために悪戦苦闘するエンジニアたちの様子が書かれているのですが。。。。
出てくる言葉が専門的で???????の連続でした。
こりゃ~困った。この物語を理解出来ない(;O;)
でも頑張って判らないなりに読んでいくと・・・・会社のなかのメンバ-たちのやり取りから、トラブル対処に追われながらもカリカリしたあまりなく、良い人間関係だなぁ~なんて思った。
MMSでプロジェクトマネ-ジャ-を務める横田大志を皆が慕っているかんじ。
MMSの親会社である明徳銀行は、東邦銀行と合併することが決まっていて、その東邦銀行方の同じようにシステム管理をする会社TSK(東邦システム開発)エンジニアには、中瀬川という男がいる。
トラブルについて、電話で横田と中津川が話す場面では、中津川の威圧するようなキツイ物言いが、腹立たしく、この両社は合併して大丈夫なのか??と心配になる。
(双葉社HPより)
読み始め暫くは・・・・理解不可能でした^^;
銀行の子会社でシステム管理をする会社MSS(明徳銀行システム株式会社)で起きたトラブル。
それを直すために悪戦苦闘するエンジニアたちの様子が書かれているのですが。。。。
出てくる言葉が専門的で???????の連続でした。
こりゃ~困った。この物語を理解出来ない(;O;)
でも頑張って判らないなりに読んでいくと・・・・会社のなかのメンバ-たちのやり取りから、トラブル対処に追われながらもカリカリしたあまりなく、良い人間関係だなぁ~なんて思った。
MMSでプロジェクトマネ-ジャ-を務める横田大志を皆が慕っているかんじ。
MMSの親会社である明徳銀行は、東邦銀行と合併することが決まっていて、その東邦銀行方の同じようにシステム管理をする会社TSK(東邦システム開発)エンジニアには、中瀬川という男がいる。
トラブルについて、電話で横田と中津川が話す場面では、中津川の威圧するようなキツイ物言いが、腹立たしく、この両社は合併して大丈夫なのか??と心配になる。
トラブルがひとつ片付くと、また次のトラブル発生と苦難が続く。
こんな仕事していたら、胃の痛むことばかりだろうなぁ~。
でもMSSの若手社員のひとり、佐武範子(愛称・ノリノリ)は、仕事になんとなくやる気を失っていたが、トラブルの原因を突き止める。
ここら辺から、なんだか苦難の終息が見えて来て、明るい方向に・・・。
トラブルは最悪なんだけど、そんな状況のなかで芽生える人間関係もあって、最初は敵対心みたいな感情をお互いに持って接していた、それぞれの会社のエンジニア、横田と中瀬川にもトラブルを終息させたことで絆が生まれるという美しい終わり方でした。
合併後のMSSとTSKは、どうなっていくのかなぁ~?
ちょっと気になる。
読み終えてみれば、なかなか面白かった!
途中放棄しなくて、ホント、良かったぁ~。
著者の福田さんの経歴を見ると・・
金融機関でシステムエンジニアとして勤務していたことがあるそう。
なるほど・・・・だからこんなリアルな状況の物語が書けたんだ~。
同じような仕事をしている人なら、わたしが途中放棄を考えた最初の部分から没頭して読めるんでしょうね・・・。
★★★★
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発行年月:2011年9月
市で唯一の総合病院院長の父親の急死で理事を引き受けることになった風祭翔。ところが、病院が大赤字で倒産間際であることを知り、医療にも経営にも縁のなかった若者が経営改善に乗り出すことに…消えたアンケートの謎、勤務医たちの相次ぐ退職など、トラブル続発のなか、病院と「医療難民」を救う切り札とは……!? 病院のウラ側がわかる青春お仕事小説!
(実業之日本社HPより)
医療とは無縁の道を選んだはずが、病院長を務めていた父親の急死で、仕方なく父親の抜けた理事の務めを引き継ぐことになった翔。
初めは、父親が残した任期3ヶ月をなんとか無事やり過ごすことだけを考えていたが、病院経営は破綻寸前であり、院内にはいろいろな問題がありそうだと知ると、何とか自分の出来る範囲で良い方向に向かわせられないか?と奮闘し始める。
翔の正義感に応援したくなり、同じように彼の人柄が現場の医師たちにも一緒に病院再建に向け頑張ろうとする仲間を得る。
病院経営の難しい面などもわかりやすく書かれていて、良心的に患者本位の医療をし続けることにこだわると経営不振になるという矛盾に、こういう制度のあり方はどうにかならないのか?と思ったりした。
病院再建に奮闘しながら、医師の道に進むことを拒んだ主人公が、医師の道を歩もうと決意するラストもジ~ンとした。
きっと良い医師になれるはず!
彼が医師として、再び医療現場に戻って来たあとの話もちょっと読みたいな~。
市で唯一の総合病院院長の父親の急死で理事を引き受けることになった風祭翔。ところが、病院が大赤字で倒産間際であることを知り、医療にも経営にも縁のなかった若者が経営改善に乗り出すことに…消えたアンケートの謎、勤務医たちの相次ぐ退職など、トラブル続発のなか、病院と「医療難民」を救う切り札とは……!? 病院のウラ側がわかる青春お仕事小説!
(実業之日本社HPより)
医療とは無縁の道を選んだはずが、病院長を務めていた父親の急死で、仕方なく父親の抜けた理事の務めを引き継ぐことになった翔。
初めは、父親が残した任期3ヶ月をなんとか無事やり過ごすことだけを考えていたが、病院経営は破綻寸前であり、院内にはいろいろな問題がありそうだと知ると、何とか自分の出来る範囲で良い方向に向かわせられないか?と奮闘し始める。
翔の正義感に応援したくなり、同じように彼の人柄が現場の医師たちにも一緒に病院再建に向け頑張ろうとする仲間を得る。
病院経営の難しい面などもわかりやすく書かれていて、良心的に患者本位の医療をし続けることにこだわると経営不振になるという矛盾に、こういう制度のあり方はどうにかならないのか?と思ったりした。
病院再建に奮闘しながら、医師の道に進むことを拒んだ主人公が、医師の道を歩もうと決意するラストもジ~ンとした。
きっと良い医師になれるはず!
彼が医師として、再び医療現場に戻って来たあとの話もちょっと読みたいな~。
★★★★
発行年月:2011年6月
怪物は死体を溶かす…緊迫のミステリー長編
物体を跡形も無く溶かせるという、最新鋭のゴミ処理施設の研究者・真崎。定年間近の刑事・香西は、真崎の部屋で強烈な「死の匂い」を感じる。頻発する失踪者たちと真崎との繋がりを探ろうとする香西だが…。
(集英社HPより)
初読みの作家さんかも?
なかなか面白かった!
後味の悪さが残るのは、ちょっと湊かなえ路線かも~?
最初は、定年間近の刑事・香西がずっと心のなか重く圧し掛かっている誘拐殺人事件のことが描かれる。
15年前のその事件の容疑者・堂島昭(当時20歳)は、ほぼ犯人に間違いないというところまで追ったが父親が警察庁の高役職ということからかいつの間にか容疑者リストから抹殺されてしまった。
そして、その堂島は近く衆院選に立候補するとメディアにも登場。
野放しにしていていいのか?
逸る気持ちでいる香西の元にメディアを通じて堂島を見て「15年前の犯人だ!」と連絡してきた女性・理紗。
彼女も15年前の事件被害者の一人だった!
おぉ~どうやって追い詰める?面白くなってきたぁ~!!
と思っていたら・・・・え?そういう展開ですか?と次なる怪しい人物登場。
堂島を追い詰めながら、とある失踪事件に出くわしたが為に知り合う正に怪物のような人物!
それからは、段々と善良な刑事・香西の思考がズレテいく。
そのズレ方は、自分が同じ立場だったら、同じ行動をしてしまうかも?と思えるような自然な流れで、それゆえに怖かった。
香西自身も怪物化してしまう。
なんとも哀しい物語でした。
でも話は面白かった!
文章も読みやすいし。
ちょっとこれからは要チェックの作家さんだわ!
怪物は死体を溶かす…緊迫のミステリー長編
物体を跡形も無く溶かせるという、最新鋭のゴミ処理施設の研究者・真崎。定年間近の刑事・香西は、真崎の部屋で強烈な「死の匂い」を感じる。頻発する失踪者たちと真崎との繋がりを探ろうとする香西だが…。
(集英社HPより)
初読みの作家さんかも?
なかなか面白かった!
後味の悪さが残るのは、ちょっと湊かなえ路線かも~?
最初は、定年間近の刑事・香西がずっと心のなか重く圧し掛かっている誘拐殺人事件のことが描かれる。
15年前のその事件の容疑者・堂島昭(当時20歳)は、ほぼ犯人に間違いないというところまで追ったが父親が警察庁の高役職ということからかいつの間にか容疑者リストから抹殺されてしまった。
そして、その堂島は近く衆院選に立候補するとメディアにも登場。
野放しにしていていいのか?
逸る気持ちでいる香西の元にメディアを通じて堂島を見て「15年前の犯人だ!」と連絡してきた女性・理紗。
彼女も15年前の事件被害者の一人だった!
おぉ~どうやって追い詰める?面白くなってきたぁ~!!
と思っていたら・・・・え?そういう展開ですか?と次なる怪しい人物登場。
堂島を追い詰めながら、とある失踪事件に出くわしたが為に知り合う正に怪物のような人物!
それからは、段々と善良な刑事・香西の思考がズレテいく。
そのズレ方は、自分が同じ立場だったら、同じ行動をしてしまうかも?と思えるような自然な流れで、それゆえに怖かった。
香西自身も怪物化してしまう。
なんとも哀しい物語でした。
でも話は面白かった!
文章も読みやすいし。
ちょっとこれからは要チェックの作家さんだわ!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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