発行年月:2007年8月
ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。
勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。
(新潮社HPより)
全く知らないロ-ドレ-スの話ですが、非常に面白い!!
主人公の白石誓は、元陸上選手で現在はロ-ドレ-ス選手。
チ-ム内のエ-ス・石尾の走りに惚れ込み、彼のアシストに全力を注ぐ。
が、石尾にはある噂もあった。
以前、レ-ス中にチ-ムの選手にわざと接触し、相手を障碍者にしたと。
白石もその二の舞にならないように気をつけろと警告する者もいる。
そして、物語の終盤、外国遠征中に起きる事故。
予想外の展開に驚きました!!
ロ-ドレ-スって駆け引きが複雑そう。
今まで知らなかったスポ-ツですが、すごく興味が沸いて来ました!
そして、続きがとても気になるぅ~!
早く続きを読まなきゃ!!
ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。
勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。
(新潮社HPより)
全く知らないロ-ドレ-スの話ですが、非常に面白い!!
主人公の白石誓は、元陸上選手で現在はロ-ドレ-ス選手。
チ-ム内のエ-ス・石尾の走りに惚れ込み、彼のアシストに全力を注ぐ。
が、石尾にはある噂もあった。
以前、レ-ス中にチ-ムの選手にわざと接触し、相手を障碍者にしたと。
白石もその二の舞にならないように気をつけろと警告する者もいる。
そして、物語の終盤、外国遠征中に起きる事故。
予想外の展開に驚きました!!
ロ-ドレ-スって駆け引きが複雑そう。
今まで知らなかったスポ-ツですが、すごく興味が沸いて来ました!
そして、続きがとても気になるぅ~!
早く続きを読まなきゃ!!
★★★★
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発行年月:2011年5月
本当に犬が好きで飼っていたのか、どうかも疑いたくなる。
そして、いろいろなことに追い詰められて罪を重ねていく。
それはひどいことで、共感は出来ないけれど・・・・・同じように追い詰められた状況に自分が陥ったら・・・?と想像してみると、自分はこうはしない!と言い切れないかも?
エルの次に飼うことになった犬は、本当は、ナナと呼ばれていた。
そして、都はササミと名付ける。
ナナは、混乱したでしょうね・・・。
飼い主が急に変わり、住む環境も変わって・・・・
でも、都にも可愛がられていたことは救いだったけど・・・。
話の結末はどうなる?と気になり、読み出したら一気読みさせる室技は、さすがの著者!
ラストは、これまでのイヤ~なかんじが抜けて良かった♪
ナナもこれからは平和な環境で幸せに暮らせるといいな。
愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけに、ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。彼女にとって、エルとの絆はあらゆる意味で人生の救いだった。だがある夜、エルは死んでしまう。エルの死は、モデルの仕事の危機も意味していた。追い込まれた都の前に、エルそっくりの犬が現れたとき、思わず都は……。人ゆえの脆さと犬への情愛ゆえに、大きな罪を背負った都を救うのは誰?大藪賞受賞作家が描く、切なくも美しいミステリー!
(徳間書店HPより)
愛犬を自分の不注意で死なせてしまったことは、とても気の毒で、飼い主の都には、同情した。
けれど・・・その後の行動は、身勝手でちょっとひどい!
(徳間書店HPより)
愛犬を自分の不注意で死なせてしまったことは、とても気の毒で、飼い主の都には、同情した。
けれど・・・その後の行動は、身勝手でちょっとひどい!
そして、いろいろなことに追い詰められて罪を重ねていく。
それはひどいことで、共感は出来ないけれど・・・・・同じように追い詰められた状況に自分が陥ったら・・・?と想像してみると、自分はこうはしない!と言い切れないかも?
エルの次に飼うことになった犬は、本当は、ナナと呼ばれていた。
そして、都はササミと名付ける。
ナナは、混乱したでしょうね・・・。
飼い主が急に変わり、住む環境も変わって・・・・
でも、都にも可愛がられていたことは救いだったけど・・・。
話の結末はどうなる?と気になり、読み出したら一気読みさせる室技は、さすがの著者!
ラストは、これまでのイヤ~なかんじが抜けて良かった♪
ナナもこれからは平和な環境で幸せに暮らせるといいな。
★★★★
発行年月:2010年5月
美しい少女との目眩く日々。歪んだ愛の代償は?
気鋭の作家・近藤史恵が描く、禁断の長編ゴシック・ミステリー!
施設で育った内気な少年・博人は、進学への援助を得るため、同い年の樋野と陸の孤島にある屋敷で働き始めた。整った容姿の樋野には壮絶な過去が。博人は令嬢の小夜に恋心を抱くが、陰惨な事件で穏やかだった生活は一変する。それは悪意が渦巻く屋敷で始まる、悲劇の序章に過ぎなかった------。
真実はつねに、だれかの傷と繋がっている。もし、触れられて痛む傷を持たない者ならば、それを暴くこともできるかもしれない。――<本文より>
(講談社HPより)
面白かった!
最初から不穏な空気が少しずつ後ろから迫ってくるかんじの物語。
物語は事故で5歳のときに両親を亡くした鈴原博人の回想録のような形で始まる。
実業家で金持ちの光林家の別荘に住み込みで働くことを条件に3年後には大学4年間の学費と生活費を負担してくれるという話に乗った博人。
そして同じように屋敷に住み込むことになった博人と同年17歳の樋野薫。
二人の過去には共通のものがあった。
理不尽で冷たい視線に晒されることに慣れてしまう哀しい過去。
どうして二人が光林氏に選ばれたのか?
その目的は何?
疑問は二人の少年にも常にあり、読んでいるわたしにも常にある。
そして最初の殺人事件が起こり、その後も事件が起きる。
犯人は誰なんだろう?と予想しながら・・・
段々に登場人物の過去の暮らしが明かされ、もしかして犯人はこの人かな?と
予測がつくのだけど、物語自体はどういう結末になるのか?は全く予測出来ず、最初から最後まで楽しめました。
そして、ラストは衝撃的!
残された者たちは、一見それぞれ満足の暮らしぶりでしたが、果たして本心から幸せだろうか?
自分の本当の気持ちを偽ってはいないか?
などなど読み終えても尚、いろいろな思いが残る物語でした。
この作家さん、前に読んだかなぁ?
覚えが無いけど、ほかの作品も是非、読んでみたいと思った。
美しい少女との目眩く日々。歪んだ愛の代償は?
気鋭の作家・近藤史恵が描く、禁断の長編ゴシック・ミステリー!
施設で育った内気な少年・博人は、進学への援助を得るため、同い年の樋野と陸の孤島にある屋敷で働き始めた。整った容姿の樋野には壮絶な過去が。博人は令嬢の小夜に恋心を抱くが、陰惨な事件で穏やかだった生活は一変する。それは悪意が渦巻く屋敷で始まる、悲劇の序章に過ぎなかった------。
真実はつねに、だれかの傷と繋がっている。もし、触れられて痛む傷を持たない者ならば、それを暴くこともできるかもしれない。――<本文より>
(講談社HPより)
面白かった!
最初から不穏な空気が少しずつ後ろから迫ってくるかんじの物語。
物語は事故で5歳のときに両親を亡くした鈴原博人の回想録のような形で始まる。
実業家で金持ちの光林家の別荘に住み込みで働くことを条件に3年後には大学4年間の学費と生活費を負担してくれるという話に乗った博人。
そして同じように屋敷に住み込むことになった博人と同年17歳の樋野薫。
二人の過去には共通のものがあった。
理不尽で冷たい視線に晒されることに慣れてしまう哀しい過去。
どうして二人が光林氏に選ばれたのか?
その目的は何?
疑問は二人の少年にも常にあり、読んでいるわたしにも常にある。
そして最初の殺人事件が起こり、その後も事件が起きる。
犯人は誰なんだろう?と予想しながら・・・
段々に登場人物の過去の暮らしが明かされ、もしかして犯人はこの人かな?と
予測がつくのだけど、物語自体はどういう結末になるのか?は全く予測出来ず、最初から最後まで楽しめました。
そして、ラストは衝撃的!
残された者たちは、一見それぞれ満足の暮らしぶりでしたが、果たして本心から幸せだろうか?
自分の本当の気持ちを偽ってはいないか?
などなど読み終えても尚、いろいろな思いが残る物語でした。
この作家さん、前に読んだかなぁ?
覚えが無いけど、ほかの作品も是非、読んでみたいと思った。
★★★★
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女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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