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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2002年9月


ふしぎな糸で ちくちく あみあみ
ふしぎな糸で しあわせ あみあみ
ナナさんんは あみものやさん
春、夏、秋、冬がかなでる Sweet Fantasy
<角野栄子+高林麻里 コンビ作品第2弾!!>

             (理論社/発行)


ナナさんのあみものに使う糸は、自然のなかから探してきたもの。
草だったり海の波からも・・・。

季節ごとにあれこれ起こる出来事。
絵もとてもかわいい。

冬に訪れたお客さんは、新米のサンタさん。
2人でお雑煮を食べる約束をしてお別れ。


コンビ作品、第一号は、なんだろう?
探して読んでみよう。


最近、絵本を続けて読んでいるけれど、絵本は、子どものものとは言い切れないと
改めて思う。



                    ★★★★
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発行年月:2009年10月  (1993年の復刻版)


絵描きのルーちゃんが話してくれた、少しふうがわりなお話。
目に見えることがすべてじゃない。
著者の初期作品、待望の新装復刊。

              (偕成社HPより)


以前、子どもたちが小さい時に読んだ記憶あったけど、表紙が違う感じだな~と
思ったら復刻版だったんだ~。


ルーちゃんはお母さんの妹。
おばさんなんだけど、絵描きで、発想がユニークで、つんちゃんにとっては
特別な存在。
ルーちゃんが来るというだけで、ワクワクドキドキ。
そんな風に思ってくれたら嬉しいだろうなぁ~。


つんちゃんが話すことをヒントによく似た話をしてくれる。
でも、ルーちゃんのお話を聞くと、話は似ているのに、全く違った感情が
湧いてくる。

物事はいろいろな方面から見ないといけないな~と考えさせられる。
ちょっと変だな~と思った出来事も別の見たかをすれば、素敵な気持ちに
変わったり。

たかどのさんの絵も本当に可愛い♪

また色々、読み返してみよう。


                     ★★★★★



発行年月:2021年11月


〈よろこび〉は、トランポリンでとびはねる。〈ふあん〉は、びくびく、ジャグリング。〈はじらい〉は、自分をうめる穴をほる…森絵都さんの名訳で生き生きと動き出す〈きもち〉たちを覗いてみませんか?

                 (河出書房新社HPより)


ラジオで江國さんが、この本について語っていて、興味を覚えて図書館で
借りてみた。

素敵な本だった。

文章がわかりやすくて絵もかわいらしい。

字を読み始めた子でも十分、楽しめるし、もっと小さい子には絵をみながら
読んであげても楽しめそう。

人の感情を表していて、ああ、なるほど・・・と思う感情も。

ラストのいい!

みんなはどこに住んでいるの?
それは、きみのなか。


                      ★★★★★





発行年月:2021年7月


『明日の食卓』著者が本当に描きたかった、心にささる男女反転物語。
「だからいつまで経っても、しょうもない女社会がなくならないのよ」
「男がお茶を汲むという古い考えはもうやめたほうがいい」
女が外で稼いで、男は家を守る。それが当たり前となった男女反転世界。池ヶ谷良夫は学童保育で働きながら主夫をこなし、中林進は勤務医の妻と中学生の娘と息子のために尽くし、澄田隆司は妻の実家に婿入りし義父とともに理容室を営んでいた。それぞれが息苦しく理不尽を抱きながら、妻と子を支えようと毎日奮闘してきた。そんななか、ある生徒が塾帰りの夜道で何者かに襲われてしまう……。
「日々男女格差を見聞きしながら、ずっと考えていた物語です。そんなふうに思わない世の中になることを切望して書きました」――椰月美智子

                    (角川書店HPより)



男性が家庭を守り、女性が社会で活躍する世界。
3家族の様子を描いている。


池ケ谷家・・・夫婦ともに教師で職場で出会い結婚。夫は教師を辞め学童保育で
働きながら主夫として家庭を守る。


中林家・・・妻は勤務医。夫は元看護師。


澄田家・・・妻は警察官。夫は妻の父親が営む理容室で共に働く。


池谷ケ家の妻はひどいな。教師としても人間としても嫌なかんじの人で
夫の義夫が気の毒になってくる。
離婚を決めてスカッとした。

それぞれの家庭の子どもたちは素直でいい子たち。

男性だから、女性だからとあまり考えるのもどうかな?


この物語の子どもたちが成長したときには、男女の格差なんて言葉自体も
なくなってしまえばいい。



                         ★★★



発行年月:1970年6月


あかちゃんが生まれた、
私はお姉さんになった-この事実を受け止め、
納得しようと揺れ動く幼い主人公の心が、淡い水彩の絵に託されている。

                   (至光社HPより)



タイトルに惹かれて久しぶりに岩崎さんの絵本を手に取った。
やはり、いいな。

淡い色使いが優しい絵を引き立てている。


あかちゃんが来る日のお姉さんになろうとしている女の子の様子が
微笑ましい。



自分の3つ下の弟が家に来た日のことを思い出す。
不思議とその時の一瞬の様子はしっかり覚えている。

まさにこの絵本の通り。

ああ懐かしい。



廊下から顔をそっと出しているうしろ姿の絵がすき。


                       ★★★★★
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